第四技能 観察 ページ14
オ「おかえりめう！」
戻った途端に抱きつかれ、少々驚いていた私にオスマンはニコニコとした笑顔を向ける。
つか、私、汗くさいのでは？
…
「すいません。離れてください。」
オ「え〜…しゃーないなぁ。」
オスマンは不満そうに頬を膨らまして先ほどまで座っていた椅子に腰掛けた。机の上にトランプを出した。
オ「第4回は〜みんな大好きポーカーでーす♪」
うん。実に女子だ。
もう、ほんと、反応がソレでしかない。
「じゃ、１回着替えてきて良いですか？」
胸元をパタパタして言うとゾムが肩を組んできた。
そして、爆弾投下。
ゾ「お、案外胸あるんやな」
空気が一気にピシャリと絶対零度のような静けさになった。
ト「ゾ、ゾム！なんてことを！！」
真っ赤になる顔で眼鏡を震える手でガチャガチャと上げるトントン。
うん。ピュアホワイトDT。
「はぁ…。そういうの女子にしない方いいよ。絶対嫌がられ、あ、でも、お前顔いいから許されそ。」
全−貴「「「反応うっすぅ!!;」」」
え、別に今の仕方なくね？だって、ゾムでかいからそりゃ見えちゃうし、不可抗力ともなるだろうし。それに気にしなくても上にタンクトップ来てるからちゃんとは見えないし。
ト「危機管理能力低すぎぃ;」
オ「これはひどい。」
ゾ「言った本人やけど、お前それどうかと思うわ。」
え。何この人たち。めんどくさい。
「もう、いいから着替えてきます。オスマンさんイカサマしないでくださいね。」
はぁあっとため息つきながら教室を出ていく時にそう言うと「わかっためう！」と楽しそうにカードを箱から取り出していた。
＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿
「ただいま戻りました。」
オスマンと対峙する椅子へと着席する。すると、カードを指差し、ニコリとした顔を向けてきた彼は「トントン。」と呼ぶ。トントンは「ん。」と置かれたカードをもう1度切り始める。成程彼がディーラーということであろう。すると、私の身長とほぼ同じ高さの顔を天と書かれた布で隠した男子がチップを私とオスマンのところに置く。
「えぇと、初めましての方ですよね？」
コテンと首を傾げるとその男子はあぁ、といって私に手を出す。
ロ「オレ、柏田天馬(カシダ テンマ)だよ。あ、ロボロって呼んでね。後、オスマンと兄さんと同じクラスだよ。2年C組。」
「あ、うん、ヨロシク。」
出された手を握る。
顔さえ見えないものの彼は嬉しそうにうん。と言うとそっと後ろに下がった。
オ「んじゃ、やろか。」
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D(プロフ) - ルキさん» はい！実は個人的にどっちにしようか悩んでなんか他の方々と同じ書き方するのつまらんと思ったしだいです！ご質問ありがとうございます！よりよい話になるよう精進致します！ (2019年6月20日 16時) (
レス) id: 5255f6ffa2 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - めちゃおもろいです！欝じゃなくて鬱ですよ…！わざとそうしてるのならすいません…！ (2019年6月16日 2時) (レス) id: f38841be90 (このIDを非表示/違反報告)
晃夜(プロフ) - ハルさん» 読んでくれてありがとうございます。更新遅くてすいません。早めに投稿できるよう善処します。好きです。笑 (2018年3月6日 14時) (レス) id: 153c465e30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 好きです 頑張ってください！ (2018年3月6日 6時) (レス) id: 9915f5d63f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ x他2人 | 作成日時：2017年4月15日 16時
