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オ「ところでAちゃんは部活動とかやってるん？」
トントンがカードを切り終わって配るとオスマンは話し始めた。
「…はい。美術部に在籍してます。」
何となく、この空気がゆったりしている。
簡単にいうと、緊張が溶けやすいってことだ。
その空気を変に思いたながら配られたカードをとり、全てに目を向ける。
ブタだ。
これは何枚交換するかな。
今揃っているカードは
♢1♧2♡6♢3♢4なんてバラバラ。
ト「今回はコインで先手を決めます。裏がAさん表がオスマンだ。＿＿先手Aさん。」
あたしか。
チップの枚数はそれぞれ10枚。
何枚だそうか考えていると、
オ「なぁ、もしかして、ええの来た？俺な、ブタやったで。」
「は？」
私は一瞬動きを止める。
何考えてんの？普通に手の内明かしてるよこの人。ポーカーの意味わかってないじゃん。
私は彼へと目を向ける。彼は右手の人差し指をカードの端から橋の上淵をスーッと指を滑らせて笑う。
その瞬間はっと気づいた。
そうだ、これはポーカーだ。そして、この人が持ちかけたんだから慣れている。よって、この人はポーカーで嘘を付くことに慣れている。
成程、そういう事か。酷く空気を緩まされたのはこういう時に動揺がどこまで続くのか見るためだったのか。
私は一呼吸してから彼にいった。
「…そうですか、私はワンペアです。ベット、5枚。」
オ「ふーん。ベット、２枚。」
ト「お互いドローはどうしますか？」
オ「1枚ドロー」
「5枚ドロー」
ト「!?」
オ「！…」
トントンさんは驚いて目を見開くが、やはりオスマンは慣れている。全く顔から笑顔を引き剥がせない。こりゃ、あたしが不利だ。
ト「それでは、カード、オープン。」
オスマン：♡1♡2♤3♧4♤5(ストレート)
A：♧3♡3♢2♧2♤7(ツーペア)
「…あちゃーダメだったかー。」
オ「やっためう〜。5枚もチップゲット出来たわ〜。今度は俺が先手な〜。」
またも、カードが切られ、配られる。
この部屋は静寂に包まれ、周りの人々は終わりを待ち望んでいる。
オ「はーい、じゃ、ベット、6枚な。」
彼は楽しげに6枚前に出す。
一気に殺しに来たか。
「あ、いい感じだったんですか？私もなんですよ〜。」
ま、嘘だけど。
でもさ、これで、
貴方がヒントをくれた。
「ベット２枚。」
オ「ﾋｭｩ♪これで乗ってくるんか。意外やね。」
「せっかくだし、思いっきりやりたいんで。」
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D(プロフ) - ルキさん» はい！実は個人的にどっちにしようか悩んでなんか他の方々と同じ書き方するのつまらんと思ったしだいです！ご質問ありがとうございます！よりよい話になるよう精進致します！ (2019年6月20日 16時) (
レス) id: 5255f6ffa2 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - めちゃおもろいです！欝じゃなくて鬱ですよ…！わざとそうしてるのならすいません…！ (2019年6月16日 2時) (レス) id: f38841be90 (このIDを非表示/違反報告)
晃夜(プロフ) - ハルさん» 読んでくれてありがとうございます。更新遅くてすいません。早めに投稿できるよう善処します。好きです。笑 (2018年3月6日 14時) (レス) id: 153c465e30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 好きです 頑張ってください！ (2018年3月6日 6時) (レス) id: 9915f5d63f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ x他2人 | 作成日時：2017年4月15日 16時
