オ フ ィ ス ラ ブ 。((橙))

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「あ、もしかしてもう始まってる？」






居酒屋さんの個室を開いたら、同期の面々が座ってて。

みんなもうビールぐいぐいいっちゃってる。






う「遅いよ、A〜！もう始めちゃったよ」


「ごめん、資料作り終えてきたぁ」


う「もーマジメか！ほらあたしの隣空いてるよぉ〜」






大学からの友達、うっちゃんの隣に座る。



うっちゃんお酒くさぁ







無意識に丸山くんを目で探してしまう。




見つけた。…けど、隣の知らない女の子とすでに楽そうに話してて





隣にもいけない、話せない。







「…飲んじゃお」


う「あんた酒弱いんだから、ほどほどにしなよ〜」


「今日は飲んでやる」







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あー…




「うっちゃんやばい〜熱い〜」


う「顔真っ赤だよ？大丈夫？」


「ん〜〜、ちゅーしたい。」



丸「へっ？ちゅー⁉︎//」






丸山くんの声がして、見上げると


ビールを片手に持った赤面の丸山くんがいた。





そしてそのまま、ヨイショっと私の隣にすわる。





ちょっと、酔い覚めたかも…//







丸「うっちゃん、Aちゃんって」


う「酔ったらキス魔になるの」


「な、なんないよ！もう覚めたから//」







顔は熱いけど、意識はだいぶハッキリした。




それよりも何よりも、丸山くんが隣にいる。(ガッツポーズ)







丸「え〜つまらんわぁ。


Aちゃん、俺にちゅーしてや」







は？//




この人も、酔ってらっしゃるの。






「し、しないわ！」


丸「あ〜あ〜もう飲んだらあかんて。顔真っ赤なんやからさぁ」






丸山くんの手が私のほっぺに触れる。



そんなことしたら、また赤くなるって。

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