オ フ ィ ス ラ ブ 。((橙))

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丸「え、心配」


「え」






隆平に、錦戸くんの彼女のフリをしていいか聞いたら


隆平はそんなことを言って、目尻を下げた。








丸「その子、けっこうヒステリックな子じゃないの」


「あ、分かんないけど…」


丸「A、傷つけられへん？」








隆平はきゅっと私の手を握る。





私はそんなヤワじゃないよ、








「大丈夫！大丈夫！」


丸「…ん、まぁ亮ちゃん困ってるしな」








優しい隆平を見てると、自然と笑顔が浮かぶ。






私の本当の彼氏は紛れもなく、隆平だからね。








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居酒屋の個室の前で、私と錦戸くんは立ち止まる。





亮「もう、こん中に彼女おるから」








錦戸くんは私にニラみをきかす。


何でにらむのよ、仮彼氏怖いよ









錦戸くんが勢いよく扉を開くと





彼女「別れるなんていや！」




と、錦戸くんの彼女が彼に飛びついた。








女「いやいやいやいや！亮無しの生活なんて考えられない」


亮「今もほぼ俺無しの生活やんか」


女「亮が会ってくれないからでしょ⁉︎」


亮「お前が盗撮とか大量メールするからやろ⁉︎」


女「何が悪いのよ‼︎」


亮「普通分かんだろ、あんな…」




「ちょちょちょ、二人とも(汗)」







ヒートアップしている2人の間に入る。


錦戸氏、目的は喧嘩することじゃないでしょ。別れることでしょ。








亮「…もう無理。何が何でも別れる。

新しい彼女できたし」


女「は⁉︎」


「は、はろー」


女「なめてんの⁉︎」


「なめてるな」


「ぅえ」







この2人息ぴったりだし、別れる必要ないんじゃないの。

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