オ フ ィ ス ラ ブ 。((橙))

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* * *







亮「可愛いネックレスをしているAちゃん」





休憩時間に錦戸くんに話しかけられる。




普段、Aちゃんなんて呼ばないのにきもちわるいな。







亮「頼み事があんねん」


「なに？」



亮「俺の彼女の…フリをしてほしいねん」



「か、彼女のフリっ？」







唐突にこのモテ男は何を言い出すのでしょ。








亮「俺、他に彼女おるんやけどな？

そいつ、結構やばくてな。ストーカーとか普通にしてくるし犯罪級の重さやし」






錦戸くんは、彫りの深い顔を一層また深くさせて。







「そーゆー子を選んだ錦戸くんが悪いんじゃん」


亮「ちゃう！知らんかってん」


「ちゃんとその子の全部知ってから付き合いなよ」


亮「え…中野厳しくね？俺に厳しくね？」







だって…



隆平からもらったブレスレットには何も触れてくれないんだもん。(え)








亮「わかった！オレが悪い！


だから…頼む、日曜日の1時間だけ！俺に付き合って？」







錦戸くんはパンっと手を合わせて、目をぎゅっとつむる。




…うんまぁ、断る理由ないからね。









「今度何か奢ってね？」


亮「おごるおごる！からあげ弁当買ってあげるな」






しょぼ…

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