オ フ ィ ス ラ ブ 。((橙))

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「Aってさ、丸山と仲良いよね」


「えぇ？別に…そこまで話さないし」





お昼休み。食堂で友達とたまって話す。






「雰囲気似てるよね、どっちとも何かふわふわしてるし」


「A、ヤスくんとも仲良いじゃん」


「あれは、大学からの付き合いだから」


安「ちょっとA、“あれ”ってひどな〜い？」






気付けば後ろにはニコニコしてるヤスがいた。





「男子禁せ〜い」


安「ええやん、俺ほぼ女子みたいなもんやん」


「確かに私よりも女子力ある気がする」







な？ってヤスは笑って、私の隣の席に座る。






安「で？マルとAがお似合いって？」


「うん。安田くん思わない？」


安「あ〜、でも俺は渋やん推し♪」


「この人、渋谷さんのこと大好きなの」






渋やんの良いところは〜、ってなんか長くなりそうだなって白目気味になってたら





丸「あ！章ちゃんが女子に埋れてる！」







丸山くんが来て。



私の心臓は一気にはねる。








丸「ええなええな、何話してたん？」


「Aとま…」


「なんでも！ないから！」






私と丸山くんがお似合い、なんて。



丸山くんはいやでしょ？








丸「え〜なんでAちゃん、止めんねん。


気になるやないか♪」






丸山くんは私の鼻をきゅっとつまむと



亮ちゃんのところ行ってくる〜って離れて行った。







いちいち、心臓がもちません。

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