折本里香になったら乙骨君の様子がおかしい件について。

あの日の追憶2 ページ3

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「ほら、挨拶しなさい、憂太。」

「………あ、い、えと………こ、こんにちは」






『……こんにちは、私A。これからよろしくね。』

なんかフツーに挨拶しちゃってるけど内心荒ぶりまくりです。
どうも、折本Aです。






いやー、父方のおばあちゃんからの言葉の暴力がひどい。あれは絶対7歳の子供に言う言葉じゃない。他の家族はみんな優しいんだけどね。
父方のおばあちゃんは私がお父さん殺したんじゃないかって疑っているらしい。
こんなか弱い美少女がんなことできてたまるか。






それで気分が下がってたけど、これで一気に上がりました。




小さい頃の乙骨君天使か……？いや天使だったわ。
「…………あ、い、えと………こ、こんにちは」！？！？は！？可愛すぎんだろ！？(キレ)
そして顔がいいんじゃあ………ッッッ！！！今こんなに可愛い顔してんのに高校生になったらあんなにイケメンになるんだね………成長ってすごいね………どっちも私のハートをズッキュンしてったよやめて軽率に人のハートをバッキュンするのは！！！！！！
あ゛ー映画見たいクッソ映画見る前に死．んじまったよあのトラック運転手許さん呪ってやる！！！！いやでもその代わりにリアルで見れんの……？いや無理私耐えられません！！！！






「ぼくは、ゆうた。よろしくね………？」

疑問系なの可愛いすぎて吐くわ

『………っふふ、うん、よろしくね。』





私の表情筋有能すぎん？
ニヤけてないんだよ自然なスマイルなんだよ


てか里香ちゃんも顔いいよね私めっちゃ好きなんだよね。ご両親もさぞかし美男美女だったんだろうなぁ………この目で拝みたかったなぁ……





「…………」



え、どした乙骨君。急に固まったぞ？大丈夫か？


「ねぇ……あの、い、いっしょにあそばない？」



え、ねぇうそ待って嬉しい今度こそニヤけてない？大丈夫？ああなら良かった。



『うん、いいよ。』




「やった！いこう、Aちゃん！」

『わっ、とと……うん！』



「走らないでねー」



ごめんなさい、乙骨ママさん。乙骨君聞いてません。私の腕を引っ張りながら走っちゃってます。乙骨君のエンジェルスマイルに免じて許してあげてください。()






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