1話 落下 ページ2
幸「ねぇねぇ、零くんよ〜。どうして、こうなった。」
零「僕だって分かんないよ。気づいたらこうなってたんだから。」
はい。今、私達はどうなっているかと言うと空から地面に向かって真っ逆さまに落ちています。
大事なことなのでもう一度言っておきます。落ちてます。
幸「やばいんじゃない。」
零「やばいよ。」
「「うん」」
「「ギャヤヤヤヤヤヤヤャャャャャッッーーーー!!!!ヘルプミィィィィィーーーー!!!!」」
あ、死んだわ。もう後ものの数十秒で地面に叩きつけられる。そう思いながら地面の方に目をやると
人影が、ってだめだ!このままじゃぶつかる!誰か知らんが避けろー!あっ、でももしあの人が私達のいや、零の下敷きになってくれたら零は死なずに済むかもしれない。よし、あの人には悪いがそこを動くんじゃないぞ!見ず知らずの人よーーーーーーー!←やけくそ
バキッボキッ、べシャッ
うわーーーーーーー、すっごい嫌な音したよ。あれ、でも生きてる。体中痛いけど。そうだ!零は!
零「兄さん!無事!?しっかり!」
良かった、元気そうだ。あーそうそうなんで零が私のことを兄さん呼びしているかと言うと私が男装している時は兄さんと呼んでとお願いしたからであーる。見た目男なのに姉さんだなんておかしいからね。まーそれはさて置き、体をおこし零の声がした方に顔を向ける。
零「良かった!兄さん!死んじゃったのかと思ったよ!」
私死んだのかと思われていたのか、許せぬ。まぁでも、今回ばかりは零のその可愛い笑顔に免じて許してやろう。
幸「ところで、零。その後ろにいる男は誰かな?」
零「あ、この人?この人は・・「食満留三郎と申します。天女様。」そう!食満さん」
幸「そうなんだー・・じゃあ、そこでうつぶせになってる人は?」
零「えっと、この人はー・・「伊作ぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」《殴
幸「うん。伊作ね。分かった、分かった。」
食「おい!天女、何すんだ!」
幸「うっっさい!さっきから、零の話、途中でさえぎりやがって!何様だ!この野郎!」
食「逆ぎれかよ!」
幸「ってか、どうした。その喋り方。さっきとは大違いだな。そうか!本性を現したのか、食満モンスター。」
食「なっ、誰がモンスターだ!」
幸「お前だよ!ばー《殴「兄さん、気持ちは嬉しいけどそんぐらいにしとこうか」はい。」
伊(あれ、僕、忘れられてる?)
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ユキナ - とてもおもしろかったです!更新待ってます( *・ω・)ノ (2019年5月19日 8時) (レス) id: 2f84e3a301 (このIDを非表示/違反報告)
小豆もち - はじめまして!返信遅れてすまいすみません!名前変更はしてないんです。申し訳ありません!! (2018年11月11日 21時) (レス) id: 2932db30f1 (このIDを非表示/違反報告)
とうふ(プロフ) - はじめまして!名前変更可能ですか? (2018年10月18日 0時) (レス) id: 9ff0393da1 (このIDを非表示/違反報告)
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