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6話 人工呼吸 ページ7

零「兄さん?鼻血が出てるけど、大丈夫?」オロオロ



幸「フッ、零の天使スマイルさえあれば大丈夫・・ガラッ「部屋入っとくねー」えぇ!無視すかっ!」



そう言って部屋に入った零だったが立ち止まって動かなくなってしまった。
お〜い、零さんよ〜、どうしたよぉ〜?



零「・・・兄、さん、、」バタッ



幸「零いいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」



部屋に入ったとたん零が倒れた!どうする!?人工呼吸?いや、したいけど、したいけど!
私ごときが零のファーストキスを奪っていいのか!?だが、背に腹は変えられん!
私は零の顔に手を置き自分の顔を近づけた・・・・・・・・・だめだーー!犯罪だーー!!



食「おい、、お前何やってんだよ。」



幸「はっ!けーまー!」



食「誰だよ、それ!」



幸「お前に決まってんだろおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」



一瞬、救世主だと思った私が馬鹿だった、こいつは使いものにならない!



パチッ、 ムクッ、



零「兄さん?」



幸「零いいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ「うるせぇよ!」ん、だと!」



零「えっと、どういう状況?」



幸「こういう状況。」



零「ちゃんと説明して。」



食「お前が部屋に入ったとたん突然倒れて、こいつがぱにくって人工呼吸しようかしまいか考えてる最中に俺が来て今の状況に到る、というわけだ。」



そうそう、ってちょっと待て。



幸「なんで知ってんだよ。」



食「ずっと見てたからな。」



幸「んじゃあ、早く助けに来んかぁぁぁ!ばかたれぇぇぇぇぇぇ!!」



食「んだと!どっかの会計委員長と同じようなこといってんじゃねえぇよぉぉ!天女の分際で!」



幸「はぁ!お前何委員だ!」



食「用具委員会委員長だよ!悪いか!」



幸「そうか、じゃあ、用具委員だけには絶対入らねぇ!」



食「天女なんか、こっちから願い下げだ!」



しばらく、口論を続けていたら食満が「もういい!」なんて言って何処かに行ってしまった。
くっ、まだ言い足りない。



零「兄さん、食満さんとお友達になったの?」



幸「零よ。あれの何処に友達要素があったのかい?」



零「んー、ほら!喧嘩する程仲が良いって言うじゃん!」ニコッ



幸「」



私のイライラは天使スマイル零によってあと片もなく消えていった。
食満と仲が良いってのは心外だけどね。

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ユキナ - とてもおもしろかったです!更新待ってます( *・ω・)ノ (2019年5月19日 8時) (レス) id: 2f84e3a301 (このIDを非表示/違反報告)
小豆もち - はじめまして!返信遅れてすまいすみません!名前変更はしてないんです。申し訳ありません!! (2018年11月11日 21時) (レス) id: 2932db30f1 (このIDを非表示/違反報告)
とうふ(プロフ) - はじめまして!名前変更可能ですか? (2018年10月18日 0時) (レス) id: 9ff0393da1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小豆もち | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年4月24日 18時

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