妹だけど好きになっていいよね【おそ松さん】

仲直り ページ25

カラ松side


おそ松が部屋に来て俺を怒鳴った

おそ「謝りに行かねぇの？」

カラ「…………！」


居間に行ってもいない


一体どこへ行ったんだ


おそ松に聞いても

おそ「え？さっき居間にいたのに」

と、返されるだけだった



カラ「ど、どこに行ったんだ………」


外に出て、思い当たる場所全部探したがいない


どうしよう


その時ある場所が思い浮かんだ


そうだ……絶対あそこだ



俺はすぐにその場所へと足を動かした



ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
Aside

私は今、お花畑の草原にいる


周りに一切人はいない


だって、兄さん達との秘密の場所だもん


そこらの猫を撫でながら周りを眺める


『ねぇ、私カラ松兄さんと喧嘩しちゃった』


答える者は居ないと分かりながらも言う。


『ど……しよ………絶対嫌われちゃった……』


ボロボロと涙が溢れてくる

そんな時、いつもそばに居てくれたのは

カラ松兄さんだったのにもう居ない


その時、後ろから抱きつかれた


『え……!?』


フワッと嗅ぎ覚えのある匂いがした


カラ「A………」

『………え？』


カラ松兄さんだ………


カラ「………本当に………すまなかった」





『わ、私こそごめんね』


カラ「……」

カラ松兄さんまだ落ち込んでる…



『もういいよ、仲直りしよ！』


カラ「え…いいのか」


『いいよいいよ！』


そう言うと、私の顔を見てふわりと笑った


それから少し花を眺めていると一つ思い出した


カラ松兄さんの彼女の事だ




『彼女さんにも謝っておかないと』


すると、カラ松兄さんがビクリと肩が跳ねた


カラ「あ、あの、その事なんだが……」


それから、カラ松兄さんに真実を話された

『えぇぇぇえ！？』

すると、難しい顔をしながら言った

カラ「あのGard……」


ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

女「あ、カラ松君スマホないから…トド松君のライン教えて下さぁい」


カラ「え…？なんで俺がトド松の事を知っているんだ？」


しかも、俺がスマホを持ってない事まで


女「え？あ、あぁ！この前トド松君に会ってさ」


カラ「そ、そうか……」

女「カラ松君の兄弟様ってよくぅ、おでん屋行きますよねぇ！」

カラ「え？」


おでんと言ったらチビ太だ……


何故そこまで知っているんだ……………







もしかして………………

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