魔人さん【文スト】

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「(何このイケメン)」





思わず見とれて仕舞っていた





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「_離してください」





「えっ あっ､」





「いつまでぼくにしがみついているのですか」





「あ………す すみませんでした！いきなりこんな………」





私は手を離し頭を下げた
そして色々と聞いてみることにした






「あの､飛び下りないならどうしてこんな所に…？」






「いえ､別に。唯の暇潰しです」






「な､成程(…………ミステリアス系イケメンか？)」






「…貴女こそ此処で何を？」






「え 私ですか」






「他に誰がいるんです」






「確かに………私は空の景色を眺めるのが好きなので来たというか………まあ…私も暇潰し…ですかね？」






「此処の住人という訳ですか」






「そうですね！」




顔がかっこいいと思ったら声までかっこいい。
高身長。肩まで伸びた髪
そして目付きが少し悪い







「……………どストライクすぎる…ッ」






「？なんですか？」






「い､いえ！何でもないです！独り言です」














「__ではぼくは此れで」





「あ､はい…！お邪魔してすみません……！」





其の人はそう言って階段の方に歩いていった














「……あの、」





振り返ると其の人の姿はもう無かった









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「………何あのイケメン









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ンアアアミステリアス系？！！というか一人称″ぼく″？！？かわいいかよ好き！！！！；； あとめちゃめちゃ細かったア〜〜！！イケメンに触れてしまったごめんなさいやばいしぬあと軽く100年は生きれる､､､､､；；；；」





取り敢えず発狂した








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この独り言が彼に聞かれているとも知らずに

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