【リボーン】ドSで腹黒な私は武お兄ちゃんの義妹です！ (ページ9)

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お兄ちゃんは元気一杯です！ページ9

こんにちは。

オレ、森下亮 13歳です。
そして…オレは今、

「うぉりゃああああ！！！」
＜バキィ！！＞

青春してます！！

「ハハ！今日もいいパンチだね、Aちゃん！」

「気安く名前を呼ばないでください……クソムシが」

嗚呼、なんて冷たい目をしているんだろう。

「その冷たい目でもっとオレを見て！」

「死ね」

＜ズドォン！＞

いつも通り、オレは朝からAちゃんの護衛をしていた。(ストーカーです

でも、Aちゃんはすぐに見つけてしまう。まいったなベイビー

「…ぐっ！だが………オレはあきらめないぜ！！」

「しゃべらないでください。空気が汚れます」

＜バキィ！＞

Aちゃんにつけてもらった傷の数は増えていく。でも、オレは嬉しい！
この傷は……愛の証だからっ！！

「なにバカな妄想してんですか。病院いきやがれ」

おお！Aちゃんが珍しく敬語を使わなかった！！

「……とにかく。黙ってください。

授業中ですよ」

そう。いい忘れていたが、今は授業中だ☆

「は～い♪」

新学期、奇跡が起きた。
Aちゃんと同じクラス！しかも隣の席！

なにかのラブコメの予感だぜ！
絶対にAちゃんのハートをゲッチュしてみせる！！

「貴方がゲッチュできるのは私の『怒り』だけですよ」

＜バキィ！！＞

「んなっ！オレの心の声も聞こえていたのか！？」

「全部声にだしてましたよ。本当にバカですね」

Oh! なんてこった！！すげぇ恥ずかしい……
「わけでもない！むしろ嬉しい(？)！！」

「……」

「え……無視？」

「……」

「え、ええ…放置なのか！？」

「……」

「………グス……」

「……(ﾆﾔ」

あ！今Aちゃんがすごく嬉しそうな顔した！！

「…ｸﾞｽｯ……いいもん。オレにかまってくれなくったって。
いい加減オレだって授業受けますよ～
義務教育ですもんね～……って、え？」

「？」

「……シャーペン忘れた…！！」

「貴方、学校に何しに来ているんですか」

ああああ！！どうしよう！シャーペン！！

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