第110話 ページ34
A《むかしねこがだいすきでそのときにしらべただけなんでいぬはわからないです》
桂「分かった。今度調べてみよう」
桂さんはそう言った。まぁ私も調べるまでは知らなかったから知らないからといって別に不快に思ったりはしないけど。
すると急に後ろの方からガサゴソという音が聞こえた。振り返るとプラカードを持ったエリザベスさんがいた。
エリザベス《確かAさんは別の世界からきたんでしたっけ?》
プラカードにはそう書いてあった。たぶん万事屋さん達に教えてもらったんだろう。
コクンコクン
私は頷く。
桂「黒ずきん殿、せっかくだからこれまでのことを全て話してくれないか?
銀時が色々話してくれたんだが結構断片的でな。黒ずきん殿本人に聞きたいと思っていたのだ」
桂さんは私がエリザベスさんに頷くと私にそう言った。
でも、今話すよりも絶対人間の時に聞いた方が楽だよね。
A《けっこうながいので にんげんになってから はなしたほうが わたしはいいとおもうんですが》
私が桂さんにそう伝えると桂さんは少し悩んだような顔をしてから私に話しかけてきた。
桂「黒ずきん殿。黒ずきん殿とは本来なら敵同士だ。だからこういう時にしか長時間話すことはできないだろう。だから話してくれないか」
確かにそうかも。桂さんと私は敵同士だ。長時間一緒にいれるのは難しい。よし、今話すか。
時間あるし。
A《じゃあ はなします》
そうして私は桂さんに過去のことを話し始めた。神楽ちゃんは聞くのが2回目だから神楽ちゃんが飽きないように少し詳しく話した。
+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+
私が過去を話していると話の中盤あたりで丁度12時になり、いったん桂さんと神楽ちゃんは昼食を取ることになった。
私はさっきのツナ缶でまだお腹がいっぱいだから私は美味しそうに昼食を食べている2人を眺めていた。
2人が食べ終わると私は再び過去のことを話し出した。
神真予言書を崇める会については軽く触れた。もちろん後から桂さんに桂さん目線の神真予言書を崇める会について教えてもらうためだ。
+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+
私がこれまでのことを全て話し終わるとその時丁度万事屋さんと新八君が帰ってきた。
新八「そういえばAさん、沖田さんが探していましたよ。
でも、ここにいるってことは伝えませんでしたよ。
結構本気で探していたみたいなんでそろそろ帰った方がいいと思います」
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さどぱか(プロフ) - ありがとうございます。土曜日の夜にはきっと更新再開すると思うので是非読んでください!更新頑張ります! (2020年4月9日 7時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
☆神楽☆ - すごく面白いです!更新頑張って下さい!! (2020年4月8日 19時) (レス) id: e9262c735d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さどぱか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/O1rSdKG5jR4/
作成日時:2020年2月16日 13時