第44話 ページ6
目覚めた私は枕元に置いてある時計を見る。
時刻は5:30。だから、まだ朝ご飯までには時間がある。私は着替えて、迷うことなく、食堂へと向かった。
今日も廊下からおかしな寝言がたくさん聞こえる。
「よし、そこを歩いているそこの君、一緒にお笑いコンビを組もう。」
とか、
「お茶を…お茶をくれ…‼俺はお茶を飲むことで超能力が使えるようになるんだ…‼」
とか、本当におかしい。
でも実際言うと、夢を見る=眠りが浅いということらしい。
普段から疲れている人たちが夢なんか見てたら、疲れが取れるものも取れないかもしれない。
私は少しだけ不安になった。しかし、きっと大丈夫だろうと思った私は無視して寝言だらけの廊下を歩いた。
無視したっていうか実際は何もしてあげられないからだけど。
食堂に着くと、おばちゃん達はいつも通りご飯を作っていた。
私は流石に料理作りは手伝えないので、よそうために食器を並べ始めた。
私が食器を並べ終わる頃にはおばちゃん達はご飯を作り終わった。
そして、ご飯がよそい終わる頃になると、隊士達が食道に来た。
そして私はいつも通り食事を持って席に座った。
そういえば昨日沖田さんが副長にいたずらをして、その結果は今日のお楽しみって言われたけど、何なのだろう。
私は副長が来るのを食堂の入り口を眺めながら待っていた。
しかし、副長はなかなか現れない。きっと沖田さんのいたずらに気づいたからだろう。
しばらくすると、帽子を目深に被った副長がやって来た。何で帽子を目深に被っているのだろう?
異変に気づいた隊士達の声で、食堂がざわつき始めた。
帽子を目深に被った副長を見た途端隣に座っていた沖田さんはジャケットの中からパチンコを取り出した。
っていうか沖田さんのジャケットの中はどうなっているのかとても気になる。サバイバルナイフが出てきたりするし。
パチンコを取り出した沖田さんは副長の帽子を目掛けて球を打った。
パサリ…
副長の頭から帽子が取れた。そこにあったのは…熊の耳…かな?
副長は沖田さんを睨みつけると、また帽子を被った。
沖田さんは私の方を見てニヤリと笑う。
沖田「どうでしたかィ?A?普段から怖い土方さんが可愛い熊の耳をつけるなんて笑えやすよねィ?」
やはり熊の耳だったらしい。
A「そこそこ似合ってたと思いますけどね。」
私は沖田さんにそう答えた。
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さどぱか(プロフ) - 朝見たら、君の作品が更新されてた!見てきます!あと、コメントありがとう!(KYSさんが大好きなあなたのリア友より) (2020年2月6日 6時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
しめじ少年(プロフ) - やあ☆((ごめん。ンンッ続編おめでとおおおおおおうッッッ!!!お気に入りとかしといた!!頑張れ!!あと私の作品のコメントありがとう!!(リア友より) (2020年2月6日 0時) (レス) id: 4071674049 (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - アリサさん» 続編も読んでくださり、有難うございます。 (2020年1月9日 17時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - えっ.....。 このお話、、、めっっっちゃ好こ。 (2020年1月6日 23時) (レス) id: c696a7446c (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - 猿山のゴリーランドさん» コメント有難うございます!コメントしてくださって大丈夫ですよ!これからも更新頑張るので、よろしくお願いします! (2019年12月29日 15時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さどぱか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/O1rSdKG5jR4/
作成日時:2019年12月28日 20時