第78話 ページ46
(土方目線続きます)
道場の中に入ってきた隊士の中には軽傷を負った隊士もいた。
土方「こんなにも沢山助けたいと言ってるヤツがいるのに止めることはできねぇな。」
隊士「じゃあAちゃんを助けに行くんですね⁉」
土方「そうだ。だが、あまり無理をするな。」
こんなに沢山の隊士が助けたいと言っているんだ。止めることなんてできない。
神真予言書を崇める会のアジトの場所は既に把握してある。
たぶんアイツはそこにいるだろう。
俺は局長室で休んでいる近藤さんに今回の件を伝えに行くことにした。
土方「近藤さん、入っていいか?」
近藤「トシの言いたいことは分かっている。総悟から既に聞いたからな。」
そして、近藤さんは腰に刀をつけた状態で出てきた。
まさか近藤さんも…。
近藤「もちろん俺もAちゃんを助けに行くよ。」
そして俺たちはアジトへ向かうことにした。
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(Aさん目線に戻ります)
聖徳太子「城ヶ谷A…貴様は結局どうする?
どちらにせよ神様を殺すことには変わらないが…。
自分の意思で神様を殺すか、私に洗脳されて神様を殺すか。」
何があろうと私はほぼ100%の確率で神様を殺すことになってしまうようだ。
そんなことを考えていたら、
グゥ〜
とてもシリアスな場面だったのにお腹が鳴ってしまった。
すると、聖徳太子が口を開いた。
聖徳太子「『腹が減っては戦はできぬ』というだろう?
飯を与えてやる。だから、食べ終わったら神様を殺しに行く。分かったな。」
そう言うと、聖徳太子は牢屋を出て行った。
ところで、聖徳太子が神様を憎んでいるということは分かったんだけど、どうして神真予言書を「崇める」会なんだろう。
「崇める」必要性なんて神様を憎む人には必要ないのに。
それにしても、どうしたらここから出られるのだろうか。
自らの力では逃げ出せないとしたら誰かに出してもらうしかない。
時折聞こえる足音や話し声からこの建物自体には聖徳太子以外の人がいることは分かる。
しかし、聖徳太子以外の人がここに来ない様子を見るとここに来ることは聖徳太子に止められているのかもしれない。
それに真選組は粛清…いや、待てよ。さっきお腹が鳴ったということは今は昼。
真選組は粛清から帰っているかもしれない。
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さどぱか(プロフ) - 朝見たら、君の作品が更新されてた!見てきます!あと、コメントありがとう!(KYSさんが大好きなあなたのリア友より) (2020年2月6日 6時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
しめじ少年(プロフ) - やあ☆((ごめん。ンンッ続編おめでとおおおおおおうッッッ!!!お気に入りとかしといた!!頑張れ!!あと私の作品のコメントありがとう!!(リア友より) (2020年2月6日 0時) (レス) id: 4071674049 (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - アリサさん» 続編も読んでくださり、有難うございます。 (2020年1月9日 17時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - えっ.....。 このお話、、、めっっっちゃ好こ。 (2020年1月6日 23時) (レス) id: c696a7446c (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - 猿山のゴリーランドさん» コメント有難うございます!コメントしてくださって大丈夫ですよ!これからも更新頑張るので、よろしくお願いします! (2019年12月29日 15時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さどぱか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/O1rSdKG5jR4/
作成日時:2019年12月28日 20時