第77話 ページ43
(土方目線続きます)
俺は一応総悟に話を聞くことにした。もしかしたら、山崎が考えていた俺たちが出掛けた時間と実際に出掛けた時間が違うのかもしれないし。
俺は総悟を探したが全然見つからない。やっと見つけた総悟は道場にいた。
土方「総悟、話があるんだが。」
沖田「今、俺のアイマスクを探してるんでィ。この辺に置いていた筈なんですけどねィ。」
山崎が言っていた偽物疑惑がある総悟はアイマスクを取りに来たと言っていた。
つまりこれでアイツを医務室に連れて行こうとした総悟は偽物であることが分かった。
と、いうことはつまり、アイツは誘拐されたということだ。
そうと分かった俺は総悟にその事を告げる。
土方「総悟、もしかしたら城ヶ谷が誘拐されたかもしれない。」
すると総悟は目を見開き、
沖田「Aが誘拐されたっていう証拠はどこにありやすか?
もしかしたら、仕事が嫌になって逃げ出したのかもしれやせんぜィ?」
俺は総悟に状況を説明する。
土方「まず、城ヶ谷は俺がしておけと言っていた仕事をしていなかった。
ここまでなら総悟、お前の言い分でも通用する。
しかし、城ヶ谷は沖田の変装をした人物に誘拐された。
お前のアイマスクは演技がばれないようにその時に持っていかれたんだろう。」
すると総悟は
沖田「でも、Aを助けるしかここからすべき行動はないんじゃねぇですかィ?」
と、言った。
土方「確かにそうだ。城ヶ谷の誘拐をした相手に心当たりがある。
神真予言書を崇める会ってあるだろ?きっと城ヶ谷はあそこに誘拐された。」
沖田「何を証拠にそんな事を言っているんでさァ。土方。」
総悟はどうやらアイツが神真予言書の関係者であることを忘れていたらしい。
土方「城ヶ谷は神真予言書の関係者だ。だからきっと神真予言書を崇める会に誘拐された筈だ。っていうかしれっと呼び捨てするな‼」
何故こいつは俺を怒らせないと気が済まないのだろうか。…だが、今はそれどころじゃない。
沖田「そういえば、Aと出会った時予言書がどうのこうの言ってやしたねィ。
じゃあ、神真予言書を崇める会の拠点に乗り込むわけですねィ?」
土方「あぁ。だが、たった今粛清から屯所に帰ってきたばかりだ。隊士達は体力がきっと限界な筈だ。」
俺がそう言ったその瞬間…
沢山の隊士「Aちゃんを助けたいです‼」
沢山の隊士がそう叫びながら道場に入ってきた。
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さどぱか(プロフ) - 朝見たら、君の作品が更新されてた!見てきます!あと、コメントありがとう!(KYSさんが大好きなあなたのリア友より) (2020年2月6日 6時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
しめじ少年(プロフ) - やあ☆((ごめん。ンンッ続編おめでとおおおおおおうッッッ!!!お気に入りとかしといた!!頑張れ!!あと私の作品のコメントありがとう!!(リア友より) (2020年2月6日 0時) (レス) id: 4071674049 (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - アリサさん» 続編も読んでくださり、有難うございます。 (2020年1月9日 17時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - えっ.....。 このお話、、、めっっっちゃ好こ。 (2020年1月6日 23時) (レス) id: c696a7446c (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - 猿山のゴリーランドさん» コメント有難うございます!コメントしてくださって大丈夫ですよ!これからも更新頑張るので、よろしくお願いします! (2019年12月29日 15時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さどぱか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/O1rSdKG5jR4/
作成日時:2019年12月28日 20時