第76話 ページ42
聖徳太子はそこまで言うと私を睨みながら言った。
聖徳太子「今ので私の言いたいことが分からなかったとは言わせないぞ。」
A「つまり、私に神様を殺せと言うことですね?」
聖徳太子「分かってくれたようで良かった。では、今すぐここへ来い。手枷を外してやる。
そして貴様の部屋から刀を持ってきた。受け取れ。ただ、逃げようとは思うな。
私は少しだが神の力を持っていると先程話しただろう?」
もしここで手枷を外してもらったら神様を殺さなくてはならない。
でも、私には神様は殺せない。絶対に殺せない。
自分の心が殺しに対して拒否をしているというのもあるが、神様は私をこの世界に連れてきてくれたのだ。
別に自らが望んできた訳ではない。だが、真選組、万事屋、沢山のいい人たちに出会わせてくれた。
もしかしたら、私が元いた世界より幸せだと感じているかもしれない。
だから、私は神様を殺せない。
私はどうすればいい?
+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+
その頃真選組では…(土方目線)
粛清は無事成功に終わった。ただ、反乱に参加した攘夷志士は大手の攘夷グループがまったくいなかったため、少し無念が残るが。
真選組から怪我人は数人出たが、いずれも切り傷等の軽傷で、重傷者、死者を1人も出さずに済んだ。
俺たちは屯所へ帰ってきた。俺はアイツはどれくらい仕事が終わったのか見るために、副長室へと歩いていった。
アイツは文句を言いながらもきちんと仕事はするやつだと思っているから少し期待しながら副長室を開けた。
しかし、そこにアイツの姿はなく、アイツが出て、俺が出た後と何も変わっていなかった。
もしかして、俺がいないことをいいことに仕事をしなかったのか?
士道不覚悟で切腹させてやろうか?
山崎あたりなら、アイツの居場所を知っているかもしれない。
そう思って俺は山崎の元へ行った。
土方「山崎、城ヶ谷知らねぇか?」
山崎の返事は、
山崎「副長たちが出掛けた頃、沖田さんが道場にアイマスクを取りに行ってその時Aちゃんは道場で気絶していたそうで、医務室に運ばれてましたよ。」
だった。
土方「何言ってんだ山崎。総悟なら出発10分前くらいからずっと俺の隣に立ってたぞ。」
山崎「え?…まさかあの沖田さんは偽物だったとか?そしたらAちゃんは誘拐されたのかもしれません‼」
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さどぱか(プロフ) - 朝見たら、君の作品が更新されてた!見てきます!あと、コメントありがとう!(KYSさんが大好きなあなたのリア友より) (2020年2月6日 6時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
しめじ少年(プロフ) - やあ☆((ごめん。ンンッ続編おめでとおおおおおおうッッッ!!!お気に入りとかしといた!!頑張れ!!あと私の作品のコメントありがとう!!(リア友より) (2020年2月6日 0時) (レス) id: 4071674049 (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - アリサさん» 続編も読んでくださり、有難うございます。 (2020年1月9日 17時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - えっ.....。 このお話、、、めっっっちゃ好こ。 (2020年1月6日 23時) (レス) id: c696a7446c (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - 猿山のゴリーランドさん» コメント有難うございます!コメントしてくださって大丈夫ですよ!これからも更新頑張るので、よろしくお願いします! (2019年12月29日 15時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さどぱか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/O1rSdKG5jR4/
作成日時:2019年12月28日 20時