第43話 ページ5
神様「この前話したわしの部下のことを覚えているか?」
神様が真面目な顔で私に聞いた。
A「もちろんです。」
私がこの世界に来る原因となった張本人を忘れるはずがない。
っていうかもう神様の部下じゃないんじゃないっけ?
神様「で、その部下が昨日わしの家に忍び込んできてな、また落書きをして帰ってったんじゃ。
防犯機能とか護衛とか色々してあったんじゃが、普通に入られてしまったんじゃ。」
神様…あいつはもうあなたの部下じゃないんですって!
本当に神様の『元』部下はおかしな人だ。ところで、何を落書きしたのだろうか。
神様「で、その落書きというのは、Aさんの能力にまつわる落書きじゃ。
わしが、大切に保管している本に君の能力について書いてあるページがあるんじゃが、そこに落書きされたんじゃ。」
相変わらず変なことをする『元』部下だ。強い神様の部下にでもなって出世でもすればいいのに。
神様「で、その落書きがおかしいんじゃ。内容的にはマイナスのことだが、そこまで対したマイナスではないんじゃ。
その内容というのは…
『刀が相手の刀と合わさった時、自分が感じている時間と相手が感じている時間が同じになる』
わかりやすくしたver↓
(もし、相手の人の名前がAさんだとした時、Aさんが能力を使いながらAさんと刀を合わせている状態だと、AさんもAさんが、能力を使っている時の時間の感じ方になる)
と、いうものじゃ。本当にあいつがしたいことが全くもって理解できん。
わしはこのことを伝えるためにここに君を呼んだんじゃが、今の説明で理解できなかのぉ?」
A「大丈夫です。神様の『元』部下が何をしたいか以外は理解できました。」
すると、神様は自分がずっと『部下』って言い続けていたことに気づいたらしく、
神様「そうじゃ。わしの『元』部下のしたいこと以外理解してくれれば、それでよい。
もしかしたら、あいつがこんな風になってしまったのはわしのせいかもしれん。
済まないね、Aさん。
じゃあさようなら、Aさん。」
A「いいんですよ。神様。気にしないでくださあ。じゃあ、さようなら。」
私が神様にそう言うと、先ほどと同じように目の前が明るくなる。
+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+
しばらく経っても明るい光が消えないので、目を開けると、そこは自分の部屋で、朝日の光でどうやら眩しかったようである。
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さどぱか(プロフ) - 朝見たら、君の作品が更新されてた!見てきます!あと、コメントありがとう!(KYSさんが大好きなあなたのリア友より) (2020年2月6日 6時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
しめじ少年(プロフ) - やあ☆((ごめん。ンンッ続編おめでとおおおおおおうッッッ!!!お気に入りとかしといた!!頑張れ!!あと私の作品のコメントありがとう!!(リア友より) (2020年2月6日 0時) (レス) id: 4071674049 (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - アリサさん» 続編も読んでくださり、有難うございます。 (2020年1月9日 17時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - えっ.....。 このお話、、、めっっっちゃ好こ。 (2020年1月6日 23時) (レス) id: c696a7446c (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - 猿山のゴリーランドさん» コメント有難うございます!コメントしてくださって大丈夫ですよ!これからも更新頑張るので、よろしくお願いします! (2019年12月29日 15時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さどぱか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/O1rSdKG5jR4/
作成日時:2019年12月28日 20時