第41話 ページ3
A「手伝うことはありますか?」
私は下着を買いに行った後食堂へ寄った。時間的にはあと30分で夜ご飯っていう時間帯である。
春花「あら、Aちゃん。じゃあいつもの頼めるかしら。」
その『いつもの』っていうのは、ご飯やおかずをよそうこと。
いつも通りおばちゃんたちが食器を並べていく。それにしても凄い。
あんなに早く食器を並べてよく落とさないなと感心してしまうほどだ。
もしかして、私の能力の食器版だったりとかするのかな?
それはともかく、真選組の隊士全員分をよそうのだ。かなりの量である。
私がいなかった頃はこれを4人でやっていたと考えると、凄い。
実際私が手伝ってもギリギリ間に合うことの方が多いからだ。
そして、隊士たちの声が聞こえる頃には全部の食べ物をよそい終え、私はいつもの席に座った。
みんなが席に着くと、食事が始まった。隣の席に座っている沖田さんはジャケットに手を忍ばせている。
まさか、またイタズラを仕掛けるつもりなのだろうか。
A「沖田さん、イタズラしたらまたおばちゃんが怒りに来ますよ。」
と、私が沖田さんに言うと、
沖田「大丈夫でさァ。今回は問題ありせん。」
どうしてそんなに自信ありげに言えるのかは分からないが、きっと今回は大丈夫なのだろう。と思い、沖田さんを見ていた。
すると、副長が目を離した隙に味噌汁の中に薬を一滴入れていた。
A「沖田さん、あの薬って何ですか?」
私は副長に聞こえないように沖田さんに聞いた。すると沖田さんは、
沖田「明日の朝のお楽しみでさァ。」
と、言われた。
明日の朝に何かあるのかと思ったが、別に何もない。
何が起こるのかな…って思いながらご飯を食べ続けていたら、沖田さんが急に足元から重箱を出した。
沖田「ダークマター、食べてくれるんですよねィ?」
と、悪い笑みを見せながら私に重箱を渡してきた。
「食べる」と言ってしまったから仕方がない。私は沖田さんから重箱を受け取った。
で、私は台所へ行って醤油を借りてきた。
夏鳥「今日って醤油料理あった?」
冬月「ありませんよ。醤油料理はAちゃんのあの事件から出さないようにしてるじゃないですか。」
という会話が聞こえたが、きっと空耳だ。私は醤油を持ってダークマターの元へ歩き出した。
それにしても何なのだろう。あのオーラは絶対まずいだろうと思いながら私は醤油を(ドバドバと)ダークマターにかけ始めた。
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さどぱか(プロフ) - 朝見たら、君の作品が更新されてた!見てきます!あと、コメントありがとう!(KYSさんが大好きなあなたのリア友より) (2020年2月6日 6時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
しめじ少年(プロフ) - やあ☆((ごめん。ンンッ続編おめでとおおおおおおうッッッ!!!お気に入りとかしといた!!頑張れ!!あと私の作品のコメントありがとう!!(リア友より) (2020年2月6日 0時) (レス) id: 4071674049 (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - アリサさん» 続編も読んでくださり、有難うございます。 (2020年1月9日 17時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - えっ.....。 このお話、、、めっっっちゃ好こ。 (2020年1月6日 23時) (レス) id: c696a7446c (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - 猿山のゴリーランドさん» コメント有難うございます!コメントしてくださって大丈夫ですよ!これからも更新頑張るので、よろしくお願いします! (2019年12月29日 15時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さどぱか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/O1rSdKG5jR4/
作成日時:2019年12月28日 20時