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+5話+ ページ6

Aside

蓮のことをもっと見るってなにをすればいいのよ

そういって横を見る

横の席は蓮だ

一生懸命、黒板に書いてあることをノートに写しているようだ

ふーん、けこう真面目なとこもあるんだ…

そしたら、蓮がこちらに気付いたようだ

蓮「なんだよ、じろじろ見て」

A「いえ、別に」

蓮「うわ、ここに変人が…」

A「はぁ?違うし、ただ…」

蓮「ただ?」

A「やっぱなんでもない」

蓮「なんだよそれ」

いえない、こいつに

『がんばってるとこもあるんだ』って

何で…?

この授業の間は、この悩みで埋め尽くされた

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

夕海「A!かーえろ!」

A「うん、いいよ」

尚登「蓮、かえろぜ」

蓮「おう」

私たちは小学校からの仲なので一緒にかえれる日は一緒に帰ってる

A「国語の授業すっごく眠かった…」

夕海「あたしは、理科―…」

尚登「おいおい、そんなんでよくいい点とれんな」

蓮「尚登のようにテスト前遊んでねーからな」

夕海「そうそう、ちゃんとテス勉してるんだもん」

A「っていうか、勉強しなきゃ問題分からないでしょ」

尚登「もう、勉強イヤ……」

尚登はちゃんと授業を受けているのにテストではいい点とれないのだ

なんと、損をしているのだろう…

運動は問題なしなのに

夕海「あ、じゃあ、あたしはここで」

尚登「あ、俺も」

A「ん、バイバイ」

蓮「また、明日な」

2人を見送った後は2人…







何を話せばいいんじゃっ!!

こんな沈黙のときがどんどん過ぎてく

ちょ、なにか、話なさいよ…

いつものあんたなら話すでしょ?

A・蓮「「あのっ」」

「…」

A「さき、どうぞ」

蓮「いや、お前から」

A「くだらない話だから…」

蓮「いや、おれのもくだらない話だから」

A「蓮が先言いなさいよ」

蓮「はぁ?Aに命令される権なんて1つもないんですけどー」

A「別にいいじゃない」

蓮「じゃあ、これからお前は必ず俺の命令に逆らう権利なしな」

A「意味不〜」

蓮「ちょ、ささっと言えよ」

A「嫌だ」

蓮「あぁ〜、もういいっ」

へ、あきらめた?

何珍しいことしてんの?

いつも、こんなことで投げ出さないくせに…

変なの

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作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作成日時:2012年11月30日 23時

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