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HR「おい」

「っはい!」




1時間目が終わったあと、ハルトに声をかけられて肩が跳ねる。

恐る恐る振り返れば、つまらなさそうな顔で頬杖をついた彼。相変わらずイケメンだなおい。




HR「昼休み視聴覚室に来い」

「へ……?」

HR「返事は」

「よろこんで行かせていただきます!」




ハルトはそれだけ言うとどこかに出て行ってしまい、2時間目に帰ってくることは無かった。

大丈夫なのかと思ったけど、さすが御曹司。

誰も何も言うことなく穏やかに時間は過ぎていった。





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SJ「Aちゃん、一緒に給食行かない?」

「え、行く!……ぁぁあでもわたし用事がぁぁ……」

SJ「用事?俺も一緒に行こうか?」

「え!?い、いやそれは……大丈夫……」

SJ「なんでそんなに焦ってるの?」

「え!?いや!!これは!!」




昼休み。ハルトの命令通りさっさと視聴覚室に行こうとしたら、ジョンファンにお昼を誘われた。

ハルトと仲が悪いらしいジョンファンにハルトの話をするのはタブーだと思って目を泳がせるけど、指摘されてビクッとなる。

「そのぉ……」と困る私を見て、彼はふふと笑った。




SJ「Aちゃんほんと可愛いね」

「かっ、かわ……!?」

SJ「いいよ、用事済ませておいで」

「ちょ、ちょっと待って、手が……」

SJ「ふふ、行かないの?」




やさしく頬に添えられた手に顔を赤くさせると、また嬉しそうに笑われた。なにこれ。




SJ「そんなんじゃ食べられちゃうよ?」

「食べられる…?」

SJ「おれに」

「ひっ」




ちゅ、と私のおでこにキスするジョンファンのかっこよさと甘さにクラリ。

…………え、待って、キスされた?ウソでしょう?




「ジョジョジョジョンファン」

SJ「なぁに?」

「い、今、……っき、キスを……!」

SJ「うん、したよ」

「ひゃっ」




また同じところにキスをする彼に、思わず気持ち悪い声がでる。

彼はそんな私の髪の毛をすくい、私の耳に顔を近づけ、「…震えてる、かわいい」と囁いた。

見なくてもわかるくらい真っ赤な私はもう何が何だか分からなくて、何を考えればいいのかも分からなかった。




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うちゅちゅちゅじぇひょくん - コメント失礼します!今まで見たtreasureの妄想の中で一位になるくらい面白いです笑キャラも最高だし、ところどころのツッコミ?とか主人公の性格も面白いし似てるというかとにかく最高です!応援してます! (6月18日 16時) (レス) @page45 id: 30883e7dee (このIDを非表示/違反報告)
にょっぱ(プロフ) - 大車輪に毎回吹き出しちゃいます。素敵な作品を掲載して頂いてありがとうございます!これからも応援しています♡ (6月11日 23時) (レス) @page26 id: 3902eee54d (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - じぇさん» 書き手再開しました。お待たせしました。また自分のペースでちまちま更新していきますm(_ _)m (5月2日 16時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - ?.さん» ありがとうございます。また自分のペースでちまちま更新していきますm(_ _)m (5月2日 16時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - 千春さん» 大変お待たせしました。またちまちま更新していきますm(_ _)m (5月2日 16時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:どりぃ | 作成日時:2021年11月14日 10時

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