17 二日目の朝 ページ18
Aside
目が覚めた。
時計が五時を指している。
隣には寝息を立てている日和が居た。
そうだ、私昨日…車の中で寝ちゃって…。
日和がわざわざ私を寝かせてくれたんだ。
「日和っ、起きて」
「ん…、まだ起きるには早いんだね。ちょうどいい時にぼくは起きるね！」
「あ、あの…私、お風呂入ってないから借りていい？」
日和はそれを聞いて、気だるげに体を起こした。
「そうだね、Aちゃんのこと昨日あれだけ起こそうとして起きなかったから、ぼくがここに寝かせたんだったね」
「ほんと、ありがと…日和」
「昨日はお姫様抱っこしてたから、使用人に変な目で見られたね」
日和はいつも通りの感じに見えた。
怒ってるわけでもさそうだし、ちょっと安心。
私は急いでお風呂に入り、温まってお風呂を出ようとした。
すると、違和感が頭をよぎった。
自分、お風呂入るとき、ここに服持ってきたかな…。
日和んちに服は持ってきてるんだけど…。
すると、風呂場の外から日和の声がした。
「Aちゃーん！もしかしてぼくに裸を見せたいから服を部屋に置いてったのかなぁ！」
「ち、違う！！」
「Aちゃんは相変わらず欲しがりなんだね！！」
「違うっていってるじゃん！」
ばかじゃないの、日和…。
扉を挟んで二人で攻防してて、完全私が不利じゃん！
「冗談なんだね！服、ここに置いとくね！！」
日和が扉の向こうでくすくすと笑っていた。
おのれ、日和め…。
日和が居なくなったぽいのでお風呂から出た。
これで扉の向こうにまだいたら、
本当に殴ろうかと思ったけど案の定、日和は部屋に戻ったらしい。
良かった。
でも、日和に服を持ってきてもらえなかったら大変なことになってたんだ…。
そう思うと、日和にものすごい感謝した。ありがとう、日和っ…！
着替えも準備もばっちりにして、日和の部屋に行くと、まだ日和が笑っていた。
「あ〜、もう本当に可笑しいんだね！どうしたら、部屋に服を置いてけるんだね！！」
「ひ、日和っ！もう、やめてってば…」
「ふふっ、何度でも思い出せるんだね！」
やっぱり、殴ってやりたくなった。
―――――――
こんにちは、作者です。
結構見てくれてる方が居るらしく、お気に入り登録もあり正直驚いております。
有難いです…。
文才無いし、原作逸れ気味になってますが宜しくお願いします…。
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美玲(プロフ) - おひぃ様いいですよね！おひぃ様もだしEden！Edenが尊いんです!!!!!おひぃ様誕生日おめでとう🎂!!!!!これからも更新頑張ってくださいね!!!Eden最高!!!!! (2022年7月21日 14時) (
レス) id: 0536cf4548 (このIDを非表示/違反報告)
ふわむにゃ(プロフ) - 蜜柑さん» ありがとうございます！嬉しい…！ (2019年8月16日 14時) (レス) id: af6be9856c (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - おひいさんが尊い(*´∇｀*)物語もとても面白かったです！これからも応援してます。 (2019年8月8日 0時) (レス) id: 85d14ba6ea (このIDを非表示/違反報告)
ふわむにゃ(プロフ) - 夜月さん» 更新全くできてない状況ですが…、嬉しい言葉ありがとうございます！ (2019年7月14日 1時) (レス) id: af6be9856c (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - 面白かったです♪夢主ちゃんはおひいさんの良き理解者だから...頼む夢主ちゃんっ！！テンシの話を断ってくれ...！！他校で推しラン1,2位に入ってるおひいさんには傷ついてほしくないのｯ！HAPPY ENDになりますように... (2019年6月27日 13時) (レス) id: 3bb4ad65c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわむにゃ | 作成日時：2019年1月13日 3時
