NOCTURNE -drastic dance-

８ ページ9

Ｔside

最近俺は、Aちゃんへの気持ちがどんどん強くなってきているのを、確かに感じている。

[ダットちゃんが好き]

この言葉が、俺に重くのしかかる。
Ｔ｢はぁ…辛いなぁ…。｣
ガチャッ
あれ？今日は静かだ。
Ｔ｢ただいm｣
Ｄ｢近ちゃんどうしよう！｣
Ｔ｢なに？｣
立｢沢木がまだ帰ってないんだけど…なんか知らない？｣
福｢探しに行くか!?｣
日｢一旦落ち着こう。｣
神｢焦って探したって見つからないからね。｣
安｢電話も通じ、でた!!｣
全員｢!?｣
俺は安元くんから携帯を奪い取り、Aちゃんに話しかける。
Ｔ｢Aちゃん！いまどk｣
森｢近藤くん？｣
Ｔ｢森川さん!?｣
森｢もしかして、沢木ちゃんまだ帰ってない？｣
Ｔ｢はい…。てかなんで森川さんがAちゃんの携帯を!?｣
森｢実は、今日仕事場が一緒だったんだけど、顔色悪くてふらふらしてたんだよね…。それで、早めに終わってもらって、沢木ちゃん帰らせたんだけど、携帯おいていってたみたいで…。電話かかってきたから、沢木ちゃんが気づいて、電話してきたもんだと思ってたから、近藤くんの焦った声が聞こえて、ちょっとびっくりした。｣
Ｔ｢なるほど。ありがとうございます！きりますね！｣
安元くんに携帯を渡した後、俺は、傘もささずに家を飛び出した。

続く…

９→←７

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す