『虹ヶ咲』恋愛小説

第36話 ページ39

なんとか話がまとまったようだけど…

「1日交代？」

なぜか1日交代で俺を起こすという
なんともわけのわからん展開に

「それで、なぜ愛もエマも参加してる？」

愛「んー。なんか面白そうだっから！」

エマ「スイスではよくモーニングコールしてたから私も久しぶりやりたくなっちゃったの！」

愛、ノリでなんでも決めんでくれ
エマ、その気遣いは有難いが、それは弟や妹達にって…。スイスじゃ時差あるし出来ないか。

「そ、そっか」

彼方「彼方ちゃんは逆にAからモーニングコールしてもらうからお願いねぇ〜」

「いや、彼方は妹の遥ちゃんにして貰えばいいでしょう？」

彼方「遥ちゃんに起こしてもらってから、Aのモーニングコール。幸せな1日を過ごせるよ！」

あー、ホントわけわからん。
いや、他の男子からしたら役得かもしれんが、毎日毎日誰かから電話が鳴るって考えたらゾッとするわ。

「そ、そんな事より！果林はまだなのか？」

？？「もういるけど？気づいてなかった？」

「え？」

そう声をかけられ後ろを見ると
果林が苦笑いをしながら後ろにいた
……。すまん。マジで気付いてなかった

「ご、ごめん！全然気づかなかった。いつからいた？」

果林「そうね。君の周りで歩夢達が言い合いしてる時からかしら？挨拶したのに誰も返してくれないんだもの」

「それは悪かった」

果林「本当に？悪いって思ってる？」

「ああ」

果林「そう。ならいいわ！まぁ、久しぶり会った訳だし今日のところは許してあげるわ」

ありがとうございます。
前に果林の機嫌を損ねた時はいろいろ大変だったし、今日のところはコレで許してもらえただけ有難い。



せつ菜「では！皆さん揃いましたので練習しましょう！！」

「「「「「「「「はーい！！」」」」」」」」

せつ菜の掛け声でみんなが返事をし
着替えを終えてるものはそのままレッスン場へ

まだの人もいる訳だし、俺もとりあえず一緒にレッスン場へ向かうか。



さて、ニジガクのみんなのパフォーマンス。久しぶり見て堪能しよう。

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