第9話 ページ11
かすみ「さぁ!せんぱい!いっぱい食べてくださいね!」
しずく「4人で作っていたので割と多くなってしまったんですが…」
「いや、俺からしたら有難い。いただきます」
テーブルの上においてあるおかずを一口
みんなの視線を感じながら食べる…
「う、美味い!これは歩夢か?」
一口食べてみたけど、美味すぎる。
俺の好きな味を完璧に再現されていて良い!
こんなの作れるの歩夢だけだ!って思ってたんだけど…
歩夢「残念!私じゃないよ?」
どうやら、違うみたいだ
自信あったんだけど…
「そうなの?じゃあ、しずくか?」
しずく「残念ながら、私も違います」
あれ?しずくでもないのか?
「じゃあ、璃…」
璃奈「はずれ」
食い気味に否定された。
残るは…
かすみ「しくしく」
うん。これは間違いなくかすみが作ったものみたいだ。「悲しいですぅ〜」って言ってるような嘘泣きしてる。
「かすみが作ったのか?」
かすみ「そうですよぉ!せんぱい酷いです!」
「悪かった。まさか、かすみが俺好みの味付けを知ってるとは思ってなくて…」
かすみ「それなら!しず子やりな子も一緒じゃないですかぁー!」
たしかに!
言われてみるとそうだった!
しずくも璃奈も俺の味の好みは知らないよな…。
かすみ「しくしく。かすみん、せんぱいの為に一生懸命作ったのに…」
嘘泣きをしながらこちらをチラチラとみるかすみ
うん。可愛いなやっぱ…。
って、そうじゃないな
「ありがとうかすみ。俺が食べた中で一番美味い料理だ!」
かすみ「え?!ホントですかぁー?嬉しいですぅー」
歩夢「ふーん。かすみちゃんの料理が一番美味しいんだー。ふーん」
ニコニコとしているがバックの効果音はゴゴゴゴと聞こえんばかりの歩夢がそこに立っているのを知り。
「やってしまった…」
そう思う俺がいた
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ドラ丸(プロフ) - ロッキーさん» コメントありがとうございます!たしかに今の娯楽はそういったものばかりしかないですよね。笑 更新が遅くなったりしますが引き続きよろしくお願い致します。 (2020年4月16日 0時) (レス) id: ea785ab1af (このIDを非表示/違反報告)
ロッキー - いやあ、面白くて一気に読んでしまいました!なんせ今の娯楽がネット小説読み漁るくらいしか無くて 笑 続き楽しみに待ってます! (2020年4月15日 20時) (レス) id: 5ecc529164 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ドラ丸 | 作成日時:2020年1月13日 2時