オシショウサマ ページ18
sideレオナ
Aの奴が何かやらかしただとかで全生徒に待機命令が出されたから部屋で昼寝でもしようとベッドに寝転がってたら急に鏡の中から変な奴が現れた。赤毛で猫耳…尻尾まで生えてやがる其奴はオペラと名乗り、引っ張れだのモフらせろだのと初対面だというのに好き勝手言ってくれたが、伸ばしてきた手を叩き落とすと黙り込む
いや、違うな。此奴が黙り込んだのは手を叩き落としたからじゃねぇ。俺がAの名を口にしたからだ。今、何と言った？とでも言いたげに此方を見る其奴は叩き落とされた右手で口元を覆いほんの少しだけ目を伏せる
オペラ「夢…にしては都合がいいですね」
「夢？……あぁ夢なら良かったな。お前、彼奴のオシショウサマだろ。彼奴を迎えに来たのか？」
オペラ「その呼び方をするのは確かにあの子だけです。となると此処は……あれだけ手間をかけさせておいてこれはあんまりでは？」
どうやら俺の勘は正したかったようで、問いかけてみればオペラという此奴はAが良く話していたオシショウサマだと認める。何かキレながら問い返されたが知らねぇとだけ言い返し雑に後頭部をかいた
「とりあえず、迎えに来たならクロウリーの所にでも」
ジャック「寮長！！」
「……うるせぇ…」
クロウリーの所に行け、と言おうとした矢先、ジャックの大声が耳に届いた。トカゲ野郎の所の1年よりはマシだがそれでも彼奴の声は脳に響く。なんだと声を掛けようとすれば、窓の方から「レオナさん！」とラギーが現れた
……どいつもこいつも普通に入ってこれねぇのか
「なんだラギー……ジャックも」
ラギー「それが、今学園長達が面白いことになってるみたいなんス！」
ジャック「いや、大変な事になってるみたいで！！」
「あ？」
ラギー「兎に角、外！外行きましょ！」
「外だぁ？」
なんで態々……と思ったが、ラギーとジャックの説明によればクロウリーとクルーウェルを黒い服を着た男が押さえつけているだとかなんだとか。おいなんだその面白い状況は、なんでもっと早く教えねぇんだ
「行くぞ」
こんな面白い状況、見過ごす訳にはいかねえ。ラギーとジャックに声を投げ、寮から足を運び出す。オペラというやつは俺がラギーと話している間に消えていて、一足先に外へ向かったようだった
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(^^) - てぇてぇ (3月30日 4時) (
レス) @page36 id: 4e37b35646 (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - 夜宵依さん» コメントありがとうございます！教師陣がかっこいいと言って頂けて嬉しいです…！是非ぜひ、ツイステの方も面白いので見てみてください！ (9月3日 23時) (レス) id: f0222be816 (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - ヴァターシさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けるととても嬉しいです！更新頑張ります (9月3日 23時) (レス) @page30 id: f0222be816 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵依 - 教師陣かっこよすぎます……！！ツイステは見たこと無かったのですがこの作品をきっかけに見てみようかな、と思いました(*^^*) (8月24日 22時) (レス) @page30 id: 8ca662a052 (このIDを非表示/違反報告)
ヴァターシ - イフリート先生やダリ先生、オペラ先生がかっこよかったです。これからの更新頑張ってくださいね (8月7日 19時) (レス) @page30 id: 60d9cbf677 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2023年4月20日 22時
