白子―…練習((柏原様リク) ページ46
嫉妬って、誰もがするもの。
「天火さん!!掃除するので退いてください!」
「はいはい」
「って抱き着かれたら困るんですが!」
「A姉ー!!おいらも抱き着くっすー!!」
「A、悪いが洗濯手伝・・・おいお前ら離れろ!!!」
・・・だとは分かっているのだけれど
「・・・ちょっと空丸、A借りるよ」
分かってます。
そんなの分かってる。
「白子さん」
「どうしたの」
「離していただけませんか」
この人、嫉妬激しすぎ。
「嫌だよ、どうせ空丸のところに行くんだろう」
「お手伝いくらいしなきゃ・・・」
「Aはいいの、俺の所にいて」
「あうう」
部屋に強引に連れられた私。
ぎゅう、と抱きしめられ
身動きが取れない状態
し、白子さんの顔が隣にあって、物凄くドキドキする。
「A、緊張してるの?」
「そ、そりゃ・・・してます」
「心臓の音、なんか伝わってくるよ」
胸が密着しているからだろうか
ていうか、そんな事言われたらもっとドキドキしちゃうよ
「Aは、他の男と一緒にいすぎ。俺がずっと嫉妬しちゃうよ」
「と言いますが、ここには私以外男の人は・・・」
「だからこそ」
「・・・は、はぁ」
「天火はAに甘えるし、空丸はAを頼ってる、宙太郎だってAをお姉ちゃんとして甘えてるだろ?」
み、耳元で・・・。
この人はいったい、どれだけ私をドキドキさせれば気が済むんだ・・・。
「三人の相手してるうちに、一日が過ぎちゃう。
・・・俺の相手は?してくれないの?」
顔を掴まれ、上目で見つめられる
も、もうやめて!私の心臓が持たないよ!
「し、します、からぁ・・・あの、そんな・・見つめな・・・っ」
「・・・天火たちの前でも、そんな風に近づいたら赤くなるかな」
「え・・・っ?」
「だとしたら、やだな」
どんどん近づく顔
ついには、おでこがくっついた
「赤くなったら困るから、俺で慣れよっか」
「ん・・・っ」
ちぅ、と軽く吸われているようなキス。
いきなりされて、頭の中が真っ白になったけど
すぐに理解して、慌てる。
「し、しら、すさっ!?」
「こんなんでドキドキしてたら駄目」
その後も、慣れるための練習・・・とかいって軽いキスを何度もされた。
・・・それでも私は慣れることなかった
「嫉妬させたら、それなりの事してもらうからね」
曇兄弟・白子―…君の看病((夏目 懷來様リク)→←白子―…名前だけ。((牛尾菜様リク)
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crrrr - 何度も読ませて頂いておりましたが、数年経ってまた読みたくなりまた読ませて頂いています。大好きです! (2022年7月10日 2時) (レス) @page1 id: 960a6975c5 (このIDを非表示/違反報告)
RINN - 次は激ピンクの作品が読みたいです! (2018年10月7日 7時) (レス) id: b532f9f747 (このIDを非表示/違反報告)
にょんすけ - いえいえ〜、全然大丈夫ですよ!むしろよかったです^_^ニヤニヤしながら読んでましたwwリクエスト答えてくれてありがとうございました! (2014年11月9日 23時) (レス) id: 91ca37a4af (このIDを非表示/違反報告)
不雲綺(プロフ) - にょんすけさん» 作成させていただきましたが、なんか甘やかしているって感じが出てないかもしれません…!すいません (2014年11月9日 21時) (レス) id: 30ec80f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
不雲綺(プロフ) - にょんすけさん» いえいえ、こちらこそすいません。了解です!書かせていただきます! (2014年11月9日 14時) (レス) id: 30ec80f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:不雲綺 | 作成日時:2014年7月31日 10時