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っ _ II ページ2

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「ひ、人助けと云っても一般市民ではないですよ!貴方のような構成員をサポートしたいと云いますか、何と云いますか……」

再び顔を赤くするA。


「人助けだなんて、マフィアには必要ない」

冷酷な眼をする梶井。



人助けなんてマフィアでするのはジサツ行為だ。


人助けと建前上はなっているが、本当は戻ってこれないスパイ。

人助けと建前上はなっているが、本当は首領を守るための盾。

その他、諸々。


人助けをするためにマフィアに入る意味がない。



「でも、私はマフィアの人たちを助けたいんです!」

お願いします!、と深々と頭を下げるA。



握っている拳は微かに震えている。



「……はあ。もう君、マフィアの最下級構成員になっているから辞めはできないけどね」


「ほ、本当ですか!?」

梶井の言葉に身を乗り出して驚くA。



そりゃそうだ、いくら最下級構成員だとしても、もしマフィアを辞めるのならば何かを人質に取られ、一般の退職とは一味違う感じになるだろう。



「まず君はマフィアに向いてないし、全然だめ」

梶井は()()そのことを云う。


「でも、私、人を助ける事しかできませんし……」

目を落として、悲しそうに言葉を呟いた。



「あああ、もう、だったら、僕の助手してよ。助手!」



梶井はどうしても人助けをしたいAに折れたのか、この世界の常識を教えながら自分の助手にするという考えにたどりついた。



「じょ、助手ですか!?人助けならしたことは沢山ありますが……、助手は初めてなので……」


「解雇するよ」


「助手やります!」



Aの所属(仮)が決まった。




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て _ III→←使 _ I



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チョコレートソース(プロフ) - 梶井さん大好きなのでありがとうございます!(´▽`)続き待ってます! (2021年7月18日 7時) (レス) id: a8c1fc5263 (このIDを非表示/違反報告)
匿名檸檬 - 好きですありがとうです。(語彙力なくてすみません…) (2021年7月15日 1時) (レス) id: 1cfe5e17d7 (このIDを非表示/違反報告)
流琉 - 梶井さんのは少ないのでありがたいです! (2021年7月10日 0時) (レス) id: 45a1f0a151 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:遠藤氏 | 作成日時:2021年3月14日 21時

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