タロウと仕事する ページ3
なんだかんだで、私はタロウの働くシロクマ宅配便で週に数日働く事になった。ふーっと一息し、流れた汗をタオルで拭いた。体を動かし荷物を運ぶのも思っていたより楽しい。
タロウは真面目で、よく私の面倒を見てくれた。
「A、仕事を掛け持ちして疲れていないか?」
「いえ!大丈夫です。私は健康が取り柄なんです。」
「そうか!それは良かった。」
休憩中は幻のメロンセンベエを『食べろ』と渡してくれるし、タロウさんって怖い顔してるけどほんとは優しいんだ。
「どうしてタロウさんはこの仕事を始めたんですか?」
「俺は、沢山の人に幸せを運びたいんだ。」
そんな何気ない質問にタロウは笑顔で答えてくれた。
幸せか…。
私の幸せって何だろうってぼんやり考えてみる。前の仕事に戻る事??どうしたらその幸せを取り戻せるのかな。
36人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美香 - すごく面白かったー (2023年3月1日 18時) (レス) id: d80930cc04 (このIDを非表示/違反報告)
ポップコーン - お願いします>_< (2023年2月23日 6時) (レス) id: 8226e604cb (このIDを非表示/違反報告)
ポップコーン - お話を読んでみました! できれば続きみたいですす (2023年2月21日 18時) (レス) id: 8226e604cb (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - 楽しみにしています(^-^) (2023年2月18日 9時) (レス) id: 8226e604cb (このIDを非表示/違反報告)
カテゴリーJ♢桜もち。 - りいさん» ジロウがメロンセンベエ食べたら絶対可愛いですよね(確信)!!!更新お疲れ様です、続き楽しみにしてます✨ (2022年7月2日 17時) (レス) @page5 id: e053f66a6e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:どんどん | 作成日時:2022年5月11日 0時