ー真の主将ー３

コーチ ページ41

ー新垣sideー





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アナウンス『新垣さーん。新垣Aさーん。第一診察室にお入りください』





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立ち上がる気はなかったけど無理やり腕を引かれゆっくり立ち上がって、渋々診察室に入る





ってか、何でこの人が居るんだよ。







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医者「今日はどうされましたか？」





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ここに入る前に既に問診票を書いて提出してるのに聞いてくるのは少しイラつく。



聞くなら書かせるなよ







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烏養「...元から食が細いんすけど、流石に食べてなかったみたいで。保健医があまりにも軽すぎるから１度診てもらったほうがいいと言われたんです」







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話そうとしない俺の代わりに説明したのは烏養コーチで、


朝から押しかけて来たのはもちろんこの人だ。









最初はヤンキーがきたのかと思った...←







ってか意外に丁寧語を話せることに俺は驚いた←








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医者「では、軽い人間ドックをしましょう。付き添いの方は外でお待ちください」




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そう言われたコーチは大人しく出て行き、

残された俺は検査着に着替えるように言われた









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身長と体重を測ってみると、身長が171.2cm。



別にこれは高３の平均値だから問題無い。





そして体重が43.1ｋｇ。








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いくらか減ったなぁとは思ってたけど、俺だって流石に50切ってるとは思わなかったぞ？







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この結果を見て、医者は慌てて側にいた看護師に何かを頼んで、


俺はベッドに寝るように言われた。







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それから心電図や血液検査などを受けて他の場所に移動。

でかい機械に放り込まれて、後で請求される金に少しビビりながら受けていた









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烏養「遅かったな」





やっと解放されて、ロビー...？に行くとずっと居たのか携帯を弄ってるコーチの姿。






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「帰ってなかったんすか」

烏養「ちゃんと澤村たちにはこれで指示出してんよ」






帰ればよかったのに...。





全ては規則がゆるゆるになった病院のせいだな






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烏養「ってか何でそんな格好してんだよ」

「烏養さんが余計なこと言うから、PET-CTやMRIの検査までされたんですけど」







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いや、コーチに頼んだ大ちゃんのせいだな









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2,30分後もう一度呼ばれ、私服に着替えてから椅子に座った

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