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「いつもありがとうございます。」
「おう。」
今日からまた一つに戻ったお膳を見て再び悲しみが込み上げて来るが、我慢して本題を切り出す。
「ちょっといいですか?
初めて会った時に、金さえ払えば何でもやるヤツがいるって言ってたじゃないですか?
…あの、大変図々しい様なんですが、その、万事屋さんに、会わせてくれませんか?
…依頼したい事があって。」
「この通りです。」
私は両手を付いてお願いする私に、土方さんは一瞬眉を顰めた後、「しょうがねぇ」と言い、
次の非番の時に連れてってやると言った。
自分の我儘を無理矢理通した様で、本当に申し訳ない。
私の部屋から出て行く土方さんの背中を見ながら私が思った事はただそれだけだった。
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どなるどべーせん。 - 鈴巴さん» 感想とご指摘ありがとうございます! (2018年5月1日 18時) (レス) id: 25df833d76 (このIDを非表示/違反報告)
鈴巴 - 面白かったです!あと、32話の合掌が合唱になってましたよ!更新頑張って下さい!(^▽^)/ (2018年4月13日 22時) (レス) id: ad3d79f394 (このIDを非表示/違反報告)
どなるどべーせん。 - シヴィルさん» ありがとうございます!ゆっくりではあるものの、いずれ完結させたいと思っているので、これからもよろしくおねがいします! (2018年3月27日 22時) (レス) id: 25df833d76 (このIDを非表示/違反報告)
シヴィル(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新ぜひ続けてください! (2018年3月27日 16時) (レス) id: 5703f71a40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:どなるどべーせん。 | 作成日時:2018年1月5日 0時