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昨日の宣言通り私達は花子ちゃんのお墓に向かった。
場所分かるの?という私からの質問に対し、花子ちゃんからの答えは、知り合いが私のお墓参りに行くって言ってたから後をつけてみた、らしい。
あちこちから、咲いていた花を摘んでから、二人で花子ちゃんのお墓に向かった。
都内にある、普通のお寺だ。
その一角に、谷橋家の墓と彫られた墓石が、静かに鎮座していた。
「ほら!ここ!…なんて言うんだろう…私の第2?第3…なのかな?分からないけど、とにかくマイホームよ!」
そういって、コロコロ笑う花子ちゃん。
無理をしているんじゃ無いかと思い、どうしても複雑な気持ちになってしまう。
「あー、やっぱり違うわね!自分のお墓参りって…なんか、不思議な気持ち!」
そういって、自分のお墓…谷橋花子に合掌する花子ちゃん。
私も隣で合唱する花子ちゃんの様に、花子ちゃんに合掌する。
すると、合掌をやめた花子ちゃんが、唐突に話し始めた。
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どなるどべーせん。 - 鈴巴さん» 感想とご指摘ありがとうございます! (2018年5月1日 18時) (レス) id: 25df833d76 (このIDを非表示/違反報告)
鈴巴 - 面白かったです!あと、32話の合掌が合唱になってましたよ!更新頑張って下さい!(^▽^)/ (2018年4月13日 22時) (レス) id: ad3d79f394 (このIDを非表示/違反報告)
どなるどべーせん。 - シヴィルさん» ありがとうございます!ゆっくりではあるものの、いずれ完結させたいと思っているので、これからもよろしくおねがいします! (2018年3月27日 22時) (レス) id: 25df833d76 (このIDを非表示/違反報告)
シヴィル(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新ぜひ続けてください! (2018年3月27日 16時) (レス) id: 5703f71a40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:どなるどべーせん。 | 作成日時:2018年1月5日 0時