【銀魂】見えてるうちに

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見てはいけないものを見たくらいで収まる程私の食欲はヤワじゃない。




沖田くんが出ていくのを待ってから、冷蔵庫を開けると、先程のマヨネーズとソーセージくらいしか入っていない。




寧ろこれでまともなご飯を朝晩と食べることが出来るのかと思うと関心ものだ。




冷食すら入っていない。






コンビニでも行こうか…万引きになるからやめよう。





ついこの前まで、1週間くらい何も食べなくても平気だったのに、最近は朝晩とまあ美味しいご飯を頂いているので、この程度の空腹も我慢出来ない。




炊飯器の中にも余ったご飯は入っていないし、お湯入れて三分もない。




あちこち探し回っていると、さり気なく置かれたあんぱんを見つけた。




私がそこにあんぱんを置いてくれた人に感謝しながら四つ目のあんぱんの包装を開けた時、死にそうな顔をした土方さんが冷蔵庫を開けてマヨネーズを吸い始めた。




なんと不快な。と思ったのも束の間、私は思い出した。

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