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「トシ、1人で何喋ってるんだ?」
「いや、近藤さん…何でもねぇ」
そんなやり取りが目の前で繰り広げられる。
さっきまで土方さんと普通に会話していたけれど、
思い出してみれば私はこの世の者では無くて、
大方、人は私を見ることが出来ない。
この人達には、1人で突っ込んでいるおかしな土方さんの姿しか見えていない。
さっきの土方さんの部下にしろ、ここにいる人達にしろ、皆、私の存在を知らない。
少し前までの私は、
((意外と幽霊もいいかも))
なんて、少し思っていたけれど、やっぱり生きている事に越した事はない。
生き返る事が出来たなら…
もし死んでいなかったら…
まだ生きていたら…
そう思ってしまうけれど、過ぎてしまった事は仕方がない。
ポジティブに生きよう!
…というのは変だけれども。
何か良い言回しはあるのだろうか…
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どなるどべーせん。 - 鈴巴さん» 感想とご指摘ありがとうございます! (2018年5月1日 18時) (レス) id: 25df833d76 (このIDを非表示/違反報告)
鈴巴 - 面白かったです!あと、32話の合掌が合唱になってましたよ!更新頑張って下さい!(^▽^)/ (2018年4月13日 22時) (レス) id: ad3d79f394 (このIDを非表示/違反報告)
どなるどべーせん。 - シヴィルさん» ありがとうございます!ゆっくりではあるものの、いずれ完結させたいと思っているので、これからもよろしくおねがいします! (2018年3月27日 22時) (レス) id: 25df833d76 (このIDを非表示/違反報告)
シヴィル(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新ぜひ続けてください! (2018年3月27日 16時) (レス) id: 5703f71a40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:どなるどべーせん。 | 作成日時:2018年1月5日 0時