検索窓
今日:13 hit、昨日:3 hit、合計:9,385 hit

10 ページ12

暫くしておばあちゃんが戻ってきた。


お金は土方さんが払うからと言って受け取ってくれなかった。


お会計をする土方さんの様子を見ると、申し訳なくなってくる。


私が団子屋に入ろうと言ったのに、私の分までお金を払わせてしまっているから。




「そこに、いるのかい?」



急に話し掛けられてビックリしたものの返事をする。


『え?私ですか?いますよ?ここに』


おばあちゃんはニコニコしたまま私がいる所と少しずれたところを見つめている。


『おばあちゃん?私はここにいますよ?』


...そう答えてもおばあちゃんは微笑むだけだった。


『...土方さん、おばあちゃんには私が見えてないんですか?』


「...そうかもしれねぇ」


それは、おばあちゃんが特殊なのか土方さんが特殊なのか...


「私はね?あなた達が、見える訳では無いのよ。だけどね、何となく、そこにいる事は分かるの。おばあちゃんの若い時のお友達がね、あの頃は...まだ10代だったの。私より少し年上だった。綺麗な子でね。でも、そのせいで亡くなっちゃったの。優しい子だったわ。

...あら、ごめんなさいね!つい、昔を思い出しちゃったわ。やーね。
でも、あなたも綺麗で優しい子だったんでしょうね。何となく分かるのよ!
...また来てくれたら嬉しいわ。」

そう言っておばあちゃんは、また店の中に入っていった。



______________

知らないうちに10話を非公開にしてしまっていました。
そのせいで話が飛び、意味不明な内容になってしまっていました。
すみません

1月6日 どなるどべーせん。

13→←9



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

どなるどべーせん。 - 鈴巴さん» 感想とご指摘ありがとうございます! (2018年5月1日 18時) (レス) id: 25df833d76 (このIDを非表示/違反報告)
鈴巴 - 面白かったです!あと、32話の合掌が合唱になってましたよ!更新頑張って下さい!(^▽^)/ (2018年4月13日 22時) (レス) id: ad3d79f394 (このIDを非表示/違反報告)
どなるどべーせん。 - シヴィルさん» ありがとうございます!ゆっくりではあるものの、いずれ完結させたいと思っているので、これからもよろしくおねがいします! (2018年3月27日 22時) (レス) id: 25df833d76 (このIDを非表示/違反報告)
シヴィル(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新ぜひ続けてください! (2018年3月27日 16時) (レス) id: 5703f71a40 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:どなるどべーせん。 | 作成日時:2018年1月5日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。