あなたは知ってる？都市伝説 (ページ36)

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ドッペルゲンガー現象ページ36

同時刻に同じ人物が別の場所で発見される、などと言う現象を、ドッペルゲンガー現象などといいます。
自分のドッペルゲンガーを見たら死んでしまうという民間伝承もあります。
現在も解明されていない摩訶不思議な現象、今回はそんなドッペルゲンガーについて紹介します。

ドッペルゲンガーの特徴として、
・多くは動かないが時には歩行、身振りに合わせて動作する
・頭部、上半身などの部分像が多い
・黒、灰色、白など無彩色であることが多い
・自己像は自己自身の姿必ずしも似ておらず、表情や衣服が異なったり、若かったり老けて見えることもある
・周囲の人間と話さない
などがあります。

ドッペルゲンガーを見た有名人はリンカーン大統領、ゲーテ、芥川龍之介と数多くいます。
有名な事例として、エミリー･サジェ事件があります。

彼女は1829年に16歳で教師の資格を取ってから、20回も各地の学校にて退職しました。
原因は彼女が「二人いる」こと。

1845年、ある学校が教師として彼女を迎え入れました。
が、赴任してすぐ彼女が黒板に字を書いていると分身が現れ、黒板に書く仕草をしていた、語学の授業中に分身から数学を教わった、などの噂が広まります。

ある時42人もの生徒が同時に分身を目撃する事件が発生。
教室に彼女がいて、窓の外の花壇にも彼女がいたのです。

勇気ある生徒が、どちらが本物かと室内の彼女に触れると、仁野のような感触。
この時、花壇にいる彼女はぼんやりとしていました。
やがて室内の彼女が消えた為、花壇の方が本人だとわかりました。

このような奇妙な教師のいない別の学校へ転校させる親が続出し、彼女は教師とし優秀でしたが学校側はこの事態を軽視できず、やむなく解雇しました。

その後彼女は行方不明になっています。

これは心理学・精神医学では「Autoscopy」と呼ばれ、研究の対象になっているそうです。
現在では脳の前頭葉が腫瘍や血流の変化によって刺激されることにより幻という形で現れるとされ、更にドッペルゲンガーを見たことにより精神を病んだことで死期を早めるのではとされています。

しかし、エミリー･サジェ事件は科学的に説明がつきません。
集団ヒステリーだとする物もありますが、同時に数十人が目撃していること、1人が分身にでッ職していることからその可能性は低いということです。

ドッペルゲンガー。
その正体は謎に包まれています。

皆様も、もう1人の自分を見てしまうことのないよう気をつけて。