【おそ松さん】ある日目覚めたら猫になっていました【完結編2】

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前に来た時と同じように、
噴水前のベンチに2人で腰かける。

ただこの前と違うのは、
アタシが猫じゃなくて人間なところ。


平日のこの時間で公園は人もまばらで、
とても静かだった。


『はぁ〜、いい天気だねぇ』


幸い天気も良くてポカポカしてて気持ちいい。


チョロ松「う、うん。そうだね」


チョロ松さんは歩いてる時は普通だったのに、
公園に着くとまたそわそわし始めた。


うん、ほんとに天気も良いし、
こういうデートもいいよね。

いやっ、
デートとか言ったらチョロ松さんに悪いかな。


チョロ松「あ、あの！……僕ずっと謝りたくて」


チョロ松さんは何か考えてると思ったら、
意を決したかのように口を開いてそう言った。


『？謝りたいって何を？』


アタシチョロ松さんに何かされたっけ？


チョロ松「いや…その…おそ松兄さんたちかAちゃんの首輪買って来た時のこと…」


首輪って…
あぁ、あの時のことか‼︎

思い出すと顔がどんどんと熱を持ってくる。


チラリとチョロ松さんの方を見ると、
視線を下に向けてるものの顔が真っ赤だった。


『あっ…うん。えっと、うん…』


アタシも恥ずかしくなって来て、
曖昧な変な返事しか出来なかった。

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