85:エーミールの告白2 ページ38
Em:side
ん……ハッ！
……ここは？
目を覚ますと椅子に縛り付けられていた。
簡易的な部屋で、窓はない。
くるりと辺りを見渡す。
家具が何一つない。
後ろの方にドアがあった。
鍵がある様子はない。
少しもがくと、自分を縛っていた縄を簡単に解くことができた。
ドアノブに手を置く、くるりと回すと、簡単に回った。鍵はかかっていないようやった。
押しても開かない。引いてみる。
nv「おや、目が覚めましたか」
ドアを開けた先には、ノヴァと、小さな黄色い生物がいた。
em「あ、あの…俺は何でここに？」
nv「んー…そうですね。貴方にはウチのスパイになって欲しいんですよ」
は…？俺が？
em「いや、私がそれにはい。わかりましたとでも言うと思ったんですか？イヤです」
nv「…わかりました。やはり、ダメでしたか。……少々手荒ですが、クリーム」
em「い"っ"！」
ちくっと首筋に痛みが走る。
激しい耳鳴りが襲う。
そこで俺は頭が空っぽになった。
＿＿＿＿
＿＿
No:side
nv「さて、聞こえていますか？」
ノヴァが問いかけると先ほどまで虚空を見つめていたエーミールが答える。
em「はい」
その反応にニッコリと笑って、彼は話し出す。
nv「エーミールさん。私は知っていますよ。貴方は、いつもゾムさんやシャオロンさんにいじられていますね。"貴方が弱いのを良いことに"」
エーミールは何も言わなかったが、構わず話続ける。
nv「反撃しようにも、逆に面白がられて終わるだけ。何度も悔しいと思ったけれど、彼らはいじるのをやめない。
貴方の唯一とも言える長所の賢さ、これも、グルッペンさんやトントンさん、オスマンさんには敵わない」
エーミールは震えている。
nv「貴方は"自分の存在意義が分からなくなっている"……そうですね？」
ノヴァは優しく問いかけた。エーミールは泣いていた。
nv「ですが、私は知っています。エーミールさん。貴方は人一倍努力した。寝る間も惜しんで沢山の知識を手に入れた。
私はね、確かに賢さも必要だと思っていますが、それよりも、何かに向かって一心不乱に頑張るエーミールさんが、とても素敵だと思いますよ」
em「……ノヴァ様」
エーミールはまるで神でも目の当たりにしたかのような表情でノヴァを見ている。
nv「だからね。私はそんなエーミールさんに頼みがあるんです。貴方にしか頼めません。混沌の国＿＿wrwr国で、内通者の役割をしてほしいのです」
エーミールの返事は、分かりきっていた。
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(名前)(プロフ) - の、のば…？四つ葉…？キャラクターTシャツ…？ｳﾞｯ頭が (7月4日 16時) (
レス) @page37 id: bc99ed2467 (このIDを非表示/違反報告)
桜鬼(プロフ) - 何者か知らないけどノヴァは地獄に落とす。zmの仇（｀Δ´）(shaは？) (2023年3月26日 22時) (レス) id: 539bf056e3 (このIDを非表示/違反報告)
愛宮リリー(プロフ) - ノヴァは56す(確定事項)tn氏とhtらんとrbrンゴで殺りに行こう。 (2023年3月26日 21時) (レス) @page42 id: 234445217d (このIDを非表示/違反報告)
君の蕎麦を食べたい - AYMさん» マジです。まあまあそんなに怒らんでも…（汗）お、応援ありがとうです。がんばるます (2023年3月16日 17時) (レス) id: 3d4078a009 (このIDを非表示/違反報告)
AYM - ｽｩｩｩｩｩｩｩｩｩ、、、まじ、、、？sha zmまじ？推しが二人ｯｯ(泣)tnさんかっけえええ！とりあえず、ノヴァは許さない(憤怒)これからも応援してます！！ (2023年3月12日 21時) (レス) @page25 id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：君の蕎麦を食べたい | 作成日時：2022年11月3日 14時
