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ーー…
美味しかったねー。と2人で顔を見合わせて帰途に着く。カエデに案内されたクレープ屋とは、普通の民家で経営されており、知ってる人は数少なさそうだった。何だかいい穴場を発見したみたいでちょっと嬉しい。
「はぁー……また行きたいねー」
「Aって本当に甘い物好きだよねー！」
「そりゃあね。E組のお姫様達並に愛してる」
「カルマ君とどっちが好き？」
カエデがニコニコ……と、言うよりは二ターっとやらしい笑みを浮かべる。そんなの決まってるでしょ、カエデだよ。カルマの優先順位って割と低めなんだよね。と言うと、愛想尽かされるぞーと笑われる。
「まぁカルマ君に限ってそれはないかー」
「愛想尽かしたんなら別れれば良いよね、うん」
「また簡単にそんな事――」
苦笑を浮かべながら前を向き直したカエデは何故か言葉に詰まった。どうしたの？ と顔を覗き込むと、何でもない。とぎこちない笑みを返された。それよりも今の私のテクニックに突っ込んで欲しかった。前原からナンパする時の心得教えて貰ったのに。
密かにそんな不満を持ちながらも、私は先程までカエデが見ていた方向に何となく目を向ける。
「ぇ……」
ホンの数十メートル先には……見覚えのある赤髪の男。そして隣には……見知らぬ女の子。
「A……アレ、カルマ君……だよね……？」
「……多分……」
半信半疑、と言った感じで確認するカエデに、私は曖昧に頷く。
多分、なんて言ってるけど、あの後ろ姿と言い綺麗な横顔と言い……間違いなく、カルマだ。ずっと隣にいた私が、間違う筈がない。じゃあ何？ 隣にいる子は誰？ 綺麗な茶髪に短めのスカート。バッチリメイクもして派手目なカーディガンと言った……私とは真逆の感じの子。
2人で楽しそうに笑ってる姿を見て、混乱より先に怒りが込み上げてくる。誰……？ よりも、何してんの……？ って気持ちで一杯になる。
思わずその2人の後ろ姿を凝視。すると、女の子がカルマの首に手を回した。
「ッ……！」
何だか見るに耐えなくなった私は来た道を逆走する。カエデに名前を呼ばれたが、止まって上げるほど頭に余裕がなかった。
何で？ ホントに何してんの……!? 私は人目を気にせずに、できるだけ遠くへ。そんな意識だけで走り続けた。
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サヤ - 葵さん» ごめんなさい！昨日ずっと試してみたんだけど何か出来なかった。あ！でも遣り方は分かったからまた今度機会があったらやってみるね！御手間掛けさせて死まい本当にごめんなさい。後遣り方教えてくれてありがとう！ (2017年5月1日 16時) (
レス) id: fb5777db69 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - サヤさん» マジかありがとー！『占いツクール 画像申請』って検索して、そこに送信するだけだよー。んで、半日〜1日の間に許可がおりるから、それをコピペしてコメ欄にでも貼って貰えれば載せますよー。 (2017年4月30日 18時) (レス) id: dcc347a630 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - あの…ね､菜花ちゃん情報何だけどメルアド無くてもイラストのURL作れるって聞いて半信半疑であおちゃん宛って言うかあおちゃんの小説の夢主ちゃん描いたんだけど…えーと…殺り方が分からなくて……教えて下さい…｡手間掛けさせてしまってごめんね！ (2017年4月30日 14時) (レス) id: fb5777db69 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - はる★暗殺さん» わー！ありがとうございます！！シリアス苦手ですが、リクエスト貰ってチャレンジしてみて良かったです！！次はコメディを書こうかと思っています(( 少々お待ち頂けると幸いです。 (2017年4月9日 22時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
はる★暗殺(プロフ) - 既視感！すっごい感動しました！途中で涙がでました…やっぱり葵さんの作品はとても感動しますね！次の小説も楽しみにしています！ (2017年4月9日 22時) (レス) id: 1f35a584e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2017年3月10日 20時
