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迎えのタクシーが来た...
『じゃあ...行きます...。』
そう南さんに別れを告げ、タクシーに向おうとした時...
「お坊ちゃま!」
廊下でお掃除をしていた、執事の方の声で振り向くと
そこには龍友さんが帰ってきていて。
「お帰りだったのですか!?」
「いつからで!?」
なんて言われているけど
その言葉を無視して、怖い顔で私に近づいてきた
龍「なんなんこれ?」
きっと私のこの大荷物を見て、悟ったのだろう
こんな怖い顔初めてだから、ビビってしまったけど
負けじと
『私...ここを出ます。今までありがとうございました...。』
と言って頭を下げると
いきなり
龍「ちょっと来い...!」
と、腕を強く掴まれて、強引に龍友さんの部屋に
そして
『いっ...』
ベッドに押し倒され、手首を固定されてしまった
強気でいようとしたけど、怖くて震えてしまった。
冷たい目で見つめる龍友さんに
震えながらも
『か、勝手に出ていこうとしたのは...謝ります。で、でも心配とかかけたくなくて...』
さらに続けて
『借金...お返ししていただいた分は必ず返します...かなり...かかるかもしれませんが...。すみません...。』
そう言うと
龍「...なんで出ていくんや!?それを言わんと、わからんやろ!」
そう強く言い放った...
あぁ...もう言ってしまおうか...
ここを出れば会うことなんてなくなるし...
半ば自暴自棄になっていた...
どうせ実らない恋だし...私の片想い...
最後にぶつけてしまおう...
そう思いながら、龍友さんの顔をまっすぐに見つめ
『それは...私が...龍友さんを好きになってしまったからです。』
龍友さんが驚いて、手首への手を離した...
龍「...今...なんて...?」
『私...龍友さんを好きになっちゃいました...。だからここを出ます...。』
龍「...。」
龍友さんは驚いている
『元々私は、メイドとしてここに来ました。主従関係である方に想いを寄せてしまうなんて...ダメでしょう?』
なんでだろう...また涙が...出てしまって...
これ以上いられなくて...
『...さようなら。今までありがとうございました...。』
そう言って、龍友さんの部屋を飛び出した...。
――――――――――――――――――――――
無理やり切った感あるなー...文字数の壁...
許してください...
というかお待たせしました...泣
また更新していきますので、よろしくお願い致します!
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みゆ(プロフ) - そうなんですね!すっごく素敵です!!!更新頑張ってくださいっ! (2016年10月24日 21時) (レス) id: fb10959e04 (このIDを非表示/違反報告)
りょーた丸(プロフ) - みゆさん» ちょっと変態で、でもしっかりしてる龍友くんをイメージして書きました。いつもの龍友くんを意識したので、そう言っていただけると嬉しいです! (2016年10月24日 6時) (レス) id: 15c1d920a6 (このIDを非表示/違反報告)
りょーた丸(プロフ) - カエデマンさん» 返信遅れてました!申し訳ありません!頑張ります!これからも応援よろしくです! (2016年10月24日 6時) (レス) id: 15c1d920a6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 龍友くんかっこよすぎます、 (2016年10月24日 3時) (レス) id: fb10959e04 (このIDを非表示/違反報告)
カエデマン - 小説良かったです。頑張ってください (2016年9月12日 17時) (レス) id: 469e32b0ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りょーた丸 | 作成日時:2016年8月26日 0時