ブラック本丸とお嬢様と執事

刀 ページ6

巴Side

お嬢様を背に飛んできたものをナイフで跳ね返す


「人間よ、早く立ち去れ」


声がしたほうを見る


巴「貴方様は三条の三日月宗近、ですよね」


三日月「はっはっはっは、いかにも」


お嬢様が俺の背中から顔を出す


奈加「ふぅ〜ん、結構イケメンね」


お嬢様のつぶやきを聞いてから溜息を吐く三日月様


三日月「やっぱり、人間なんて同じ」


奈加「まぁ、でも巴のほうがイケメンでカッコイイわ！！」


巴「ふふ、お嬢様はとてもかわいらしいですよ」


俺がそういうとほほを染める
ここが熱いのでしょうか？


巴「お嬢様、大丈夫ですか？顔が赤いですよ」


奈加「だ、大丈夫よ！それより早く入らない？」


そうですね、と言って本丸に近づくと三日月様が立ちはだかってきた


巴「なんですか三日月様、私たちは早く中にはいりたいのですが、、、」


三日月「お前は見習いというやつか？」


は？見習い？
確か時雨様の説明で少し出てきていましたが


奈加「なにを言ってるの？私たちはここの新しい審神者よ」


三日月「なんと、ここの審神者ならまだいるが、、、」


それは、驚きですねぇ
時雨様からは聞いておりませんが


奈加「なによそれ、そんなの聞いてないわ！」


巴「しかし、ここであっていますね」


奈加「でも、まだ審神者いるんでしょう？どうするの？巴」


そうですね、、、


巴「三日月様、その審神者には三日月様だけだはなく
他の付喪神様も迷惑をしていますか？」


三日月「あ、あぁそうだが」


やっぱり、そうですよね


巴「なら、その審神者を引きずり出せばいいのですよ」

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