ブラック本丸とお嬢様と執事

具現化 ページ39

巴Side

「あー。川の下の子です。加州清光。扱いづらいけど性能は良い感じってね」


「大和守安定。扱いにくいけど、いい剣のつもり」


「すみませーん、こっちに兼さん、、、和泉守兼定
は来てませんか？あっ、僕は堀川国広です。
よろしく」


「長曽根虎徹という。贋作だが、本物以上に
働くつもりだ。よろしく頼む」


無事四振りが直り具現化され
安堵の息を吐く


和泉守「堀川、だよな」


和泉守様が堀川様の肩を掴み聞く


堀川「うん、そうだよ
ありがとう。僕達を助けてくれて」


和泉守「あぁ、それはこっちに言ってやれ」


和泉守様がそう言うと四振りがこっちにを向く
なんか、少し緊張しますね


巴「初めまして、この度具現化させて貰った
者です。名を西宮巴と言います
以後お見知り置きを、そしてこちらの方が」


奈加「影宮奈加よ、よろしくお願いするわ」


お嬢様は俺の後ろに隠れながら言う


加州「ねぇ、あんたは俺を愛してくれる？」


巴「おや、愚問ですね。貴方様がこの本丸に
いる限りいかなる時も救い、加州様を愛しましょう
勿論、他の皆様も」


そう言うと、加州様は俺に抱きついてくる


加州「本当？俺を愛してくれるの？」


巴「えぇ、愛してますよ
お嬢様もお優しい方ですから愛してくれますよ
俺の言葉は信用無いようですね、いや
人間だからですかね。」


そう言うと、俺の腕の中で泣き始める
パッと見ると大和守様がこっちを
涙目で見ていたので、手招きすると大和守様も
抱きついて来た


大和守「ねぇ、主は俺らを置いていかない？」


巴「うーん、そうですね
俺も人間ですからね、いつかは居なくなります」


そう言うと少し絶望した顔をする


奈加「なら、それまでの間に沢山思い出を作ればいいじゃないの」


お嬢様がそう言うとパッと顔を上げるふた振り
加州様と大和守様は顔を見合わせ
決意した顔で俺を見て言った


加州・大和守「これからよろしくね！主！」


桜を散らせている
それに答えるように俺は笑顔で言った


巴「はい、こちらこそよろしくお願いします」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回は、沖田組のお話でした！

口調が違ったら、心のフィルターで

修正しといて下さい！

ウザい→←仲良く

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す