ブラック本丸とお嬢様と執事

視線 ページ24

巴Side

「僕、信じる」


口を開いたのは乱藤四郎様でした


「乱！どうして、、、」


乱「だって、この本丸で一番思いをしたのは
三日月さんでしょう？その三日月さんがこの人に
ついて行ってるし、薬研を見たら本当に
悪い人ではない気がするんだ」


おや、三日月様がこちら側の事を
知っているんですね


「乱、なんで三日月さんがその人間側に行ってる
事を知ってるんだよ」


おや、やっぱりそこ気になりますよね


乱「今日の朝ね、こっそり部屋を出たの
その時にね厨から三日月さんとこの人が出て来る
所を見たんだ、その時の見たら三日月さんの顔
とっても楽しそうで幸せそうだった
その後が気になってこっそり離れまで
つけてたんだ」


嗚呼、だから視線を感じたんですね


乱「それでね、もう一人の人間と燭台切さんが
居たんだ、朝餉だったんだけどね
この人自分は良いってこんのすけにあげてたんだ
こんな事する人ってお人好しな人しか居ないよ」


そう言ってご自分の兄弟に笑ってみせる乱様


「、、、まぁ乱がそこまで言うなら
信じても良いかな、、」


巴「良いのですか？」


「良いんじゃねぇの、みんなもそれで良いか？」



厚藤四郎様が他のご兄弟の方に言うと
頷く


巴「信じて貰って良かったです(微笑む)」


なぜか俺が微笑むと顔を赤くする皆様


巴「さ、皆様手入れをするので俺の前に並んで
下さい」


皆様しっかり並んでくれてますね
時雨様が来る前に手入れをしちゃいましょう！



〜数分後〜



薬研「ふぅ、やっと終わったな大将」


巴「えぇ」


薬研様は既に手入れを済ませているので
手伝いなどをして貰いました


乱「あるじさん、凄いね！」


巴「どこか凄いところがありましたか？」


薬研「そりゃもう沢山」


そうですか、、、
俺はわかりませんが


乱「ねぇ、さっきのあるじさんカッコよかった〜」


赤い頬に手を当てて女子の様にキャーキャー
言って、周りの皆様も頷いて居ますね


巴「そうでしょうか？それより乱様は可愛いですね
俺より女の子って言う感じがしますね」


薬研「いや、大将にも可愛い所はあると
思うぞ」


巴「そうですか、、、、」


粟田口の皆様に言いたい事があったので
言おうとしたら、外から『すいません」
と言う声にかき消された


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乱ちゃんを何も知らない友達に見せたら

『可愛いね〜この子、あれ？でもこのゲームは

男しか居ないんじゃ』と良い反応貰いました

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