ブラック本丸とお嬢様と執事

薬研様 ページ21

巴Side

さてと、お客様にこんな汚い所を歩かせる訳には
行きませんねぇと赤黒いものが付着した廊下を
見ながら呟く
手には離れにあった一回も使われてなさそうな
掃除道具がある


巴「早めに終わらせましょう」


気合を入れてモップをかけていく
少し霊力を込めてやってみるとすぐに
綺麗になって良かったです
今回は廊下だけ掃除する予定でしたので
掃除し終わりすぐに立ち去ろうとすると
小さい子供が飛び出してきた


巴「おっと、大丈夫ですか？」


倒れそうだったので手に持っていた掃除道具を
離しその子を支えた


「っお、お前は、、」


俺を見ると飛びのいて自分と思われる
短刀を抜刀する


巴「おや君は、粟田口の薬研藤四郎様ですよね？」


そう言うとわかりやすくビクッとする
所を見て合ってたようですね


薬研「お前は、何しにこの本丸へ来た
兄弟を傷つけるならここで殺す」


殺気を放ちながら睨んでくる薬研様


巴「私はお嬢様に付いて来ただけですよ」


薬研「なら、そのお嬢様とやらに言ってくれ
『すぐにここを立ち去れ』と出なきゃそいつ
死ぬぞ」


聞き捨てなりませんねぇ


巴「ご心配なく、そんな事俺が絶対させませんので
俺はお嬢様に使える身です命に変えても
お嬢様は守るつもりですので」


薬研様の目をしっかり見て言う
驚いていらっしゃってるのか目を見開いて
いますね


薬研「ハハッ、こりゃあかなわねぇな流石
燭台切の旦那が味方につく訳だな」


さっきのことが嘘のように笑う薬研様
不思議に思ってると薬研様が口を開いた


薬研「なぁ、俺の兄弟を助けてくれねぇか？」




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やっと新しい刀剣男子を出せました！

もっと出せるように頑張ります！！

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