ブラック本丸とお嬢様と執事

食事 ページ20

巴Side

なんだかんだで朝ごはん出来ました
なんかすごく疲れましたが


三日月「料理というものは面白いな」


巴「楽しんでいただいて嬉しいです」


さて、冷めないうちに運ばないと


巴「三日月様運びますよ、私がこれを持つので
三日月様がこっちを」


私が料理を乗せたお盆を持ち
三日月様には比較的軽いお茶などを持って
貰いました


巴「さ、行きますよ」


三日月「巴や、俺がそっちを持つぞ？」


巴「病み上がりは大人しくしといて下さい」


不満そうな顔をする三日月様
また途中で三日月様が持つと言いましたが
お断りしました
その繰り返しをしているうちに離れに
着きましたね、歩いてる途中で視線を感じましたが


巴「お嬢様、今日の朝ごはんは日本食ですよ」


机に四人分の料理を並べていく


燭台切「もしかして、僕も食べて良いのかな？」


巴「えぇ、勿論燭台切様の分のもありますよ」


起き終わるとこんのすけ様を呼ぶ


こん「何でしょうか巴様！」


巴「朝ごはんを用意したので一緒にいかがと
思いまして」


そう言うと本当ですか！と言って尻尾を振る
何枚か座布団を机の高さまで敷きその上に
こんのすけ様を上げる


巴「では、ごゆっくり」


そう言って部屋を出ようとすると
お嬢様に止められる


奈加「ちょ、ちょっと待って巴！一緒に
食べないの？」


巴「はい、先に食べましたのでご心配は
いりませんよ」


まぁ、嘘ですが
こうでもしないとお嬢様は心配性なので
食べるまで付いて来ますから
しぶしぶ、食べ始めたのを見て部屋を出る


巴「さて、時雨様がくる前にお掃除を
致しましょう！」


一方離れでは三日月様が食べていたかと
首を傾げていた




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