ブラック本丸とお嬢様と執事

満月 ページ15

巴Side

あの女が居る審神者部屋に向かう
もう辺りは暗い本来なら月の光で少しは
明るくなっているはずだがあいにく曇りで
月が隠れて暗いです
しかし、審神者部屋に近ずくに連れ臭いが
酷くなって行き暗さもます
これは刀剣男子の怨みのせいなのでしょうか？
一番怨みが深い場所審神者部屋に着きました


巴「審神者様、京極ここに参りました」


審神者「入っていいわぁ」


猫なで声で言う
はぁ、気色悪いですね
失礼します、と声をかけて入る


審神者「やっぱり来てくれたのねぇ、楓ぇ
うれしい」


五月蝿い女ですね
少しは黙れないのですか


巴「こんなに可愛いい人の頼みなら放っては
おけませんよ」


審神者「きゃっ、そんな可愛いいなんて
照れますぅ」


巴「俺はそのまま思った事を言ってるだけですよ」


嗚呼、もう自分がこの女に何言ってるか
わからなくなって来ました
不用意に近ずかないでほしいものです


審神者「最近、皆私に構ってくれなくて
寂しかったんですぅ」


巴「他の皆様に失礼ですが、俺だったら審神者様
みたいな可愛いい人放ってはおかないですよ」


はぁ、強い香水の匂いで頭が痛くなって来たので
そろそろ、片ずけましょうか
審神者を押し倒し床ドンの姿勢になる

巴「ねぇ、審神者様他の刀剣男子より
俺を選んでよ、後悔はさせないよ」


ソッと耳元で囁く


審神者「は、はいぃ」


審神者が気が抜けている隙に隠し持っていた
ナイフを出しアキレス腱を切る
しかし、死なれては困るので直ぐに応急処置を行う
女はまだ五月蝿かったので適当に布を千切り
猿轡にする


巴「っと、やっと静かに成りましたね
ご気分はいかがでしょうか、痛いですか？
屈辱的ですか？其れは貴方が今まで刀剣男子に
やって来た事なんですよ
しかし貴方が感じているのはほんの少し
だと思いますよ」


さてと、政府に連絡をしないといけませんね
女を放置して一旦部屋から出て
お嬢様の元へ向かう
その時ふと空を見上げると
月は雲に隠れておらず
綺麗な満月が出ていた




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