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『てめェ、自分が何をしてるか分かってんのか…?!』
私の刀は黒猫の脇腹をかする程度で
殆どは受け止められてしまった
『もう、いないくせに…』
お兄ちゃんは、もういない
『そうでしょ?』
本当は、あの時点で殺されていた
それを気付かれないように、私を黒猫にしていたが
薄々、気付いていたんだ
『クッ…はははっ
ああ、そう
もういねェよお前の兄貴は』
ケタケタといやらしく笑うコイツに
殺意が沸き立つ
『さあ、来いよ
中沢、A…!!』
強く握る度
思いっきり振る度、お兄ちゃんとの練習が頭の中に
浮かぶ
私の弱いところ、苦手なところ
全部知ってて、それを注意してくれる
たまに意地悪されてそこを攻められるけど
それでも、大好きなお兄ちゃんだ
だから私は
コイツを____
『やめろ』
剣と鞘で私たちの動きが止められる
流石だ、素直にそう思った
真選組最強と謳われるだけある
近くから、サイレンの音が聞こえ
黒猫の焦ったような声も、耳に響いた
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ハル(プロフ) - マヨネーズさん» 神ではないですね 笑 でもそう言っていただけるなんて嬉しいです(^^)是非他の作品も読んでみて下さいな!! (2016年12月28日 18時) (レス) id: 05f99569c8 (このIDを非表示/違反報告)
マヨネーズ - 神ですかハルさんは神なんですかモウッ最高です (2016年12月27日 23時) (レス) id: aa7e6cc8b1 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - はるかさん» はるかさんにまた感想を頂けるなんて嬉しいです!これからも応援よろしくお願いします (2016年8月26日 20時) (レス) id: 74bf78ff90 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - とっても面白いです!頑張ってください! (2016年8月25日 16時) (レス) id: ad8ad320c5 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - まろんさん» うわあ、まろんさん!本当にいつもいつもありがとうございます(^^)嬉しいです! (2016年8月22日 15時) (レス) id: 74bf78ff90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/harumemory
作成日時:2016年8月20日 20時