君と僕。～ずっと一緒～ (ページ3)

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に　＊授業なんて寝てしまえ＊ページ3

キーンコーンカーンコーン♪
昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴る。

バラバラと教室へと戻る彼ら。
暑い中の授業が待っている。

あ『現社やだ～。嫌い～ぃ。』

祐希「オレ、寝てるから起こさないでね、千鶴。」

あ「同じく～。起こすなよ、千鶴。」

千鶴「なんで、オレ！？」

あ＆祐「うるさいから。」

千鶴「むきゃー！！オレも寝るから、うるさくありませーんだ！！」

教室の一角で騒ぐ彼ら。

一番後ろの窓側の席が祐希。
その前にA、隣に千鶴となっている。

要いわく、そこはアホゾーンというらしい。

理由はメンツ。
彼らがいるから。
そこに行くとアホがうつるという噂も立ち始めている。

ちなみに、授業が始まると騒ぎは止まり、その代わり。

あ『うにゅ～。』

祐希「ZZZ～。」

千鶴「ぐ～。」

こんな声が聞こえる。

もちろん

先生「望月！浅羽！！橘！！！起きろ！！！！」

怒られるわけで。

あ『にゃっ！！』

祐希「ぅ・・・ん？」

千鶴「ギャー！！！」

飛び起きるんです。

これはお昼後の日常風景。
先生以外、誰も気にしない。

一部を除いて。

　～授業後～

要「お～ま～え～ら～。いい加減にしろ！！」

そう、かなめがねこと、委員長。
まあ、彼も毎回毎回飽きませんね。
いっつも怒ってます。

あ『だって、眠いんだも～ん。』

祐希「起きてても、右から左に流れるも～ん。」

千鶴「お腹いっぱいなんだも～ん。」

要「きめえわ！！」

バッシーン！！！！

千鶴「なんでオレだけ！？」

響きわたる千鶴の頭の音。

これも毎回のこと。

この後は、先生に呼び出しをくらうか、呼びに来た悠太、春に注意されるかのどちらか。

あ『あ、でも最近は暑くて寝れない。』

祐希「あー、昼寝にはつらい季節ですよね～。」

千鶴「うんうん。もう少し、こっちの身にもなってほしいよな！」

要「お前らは先生とオレの身になってみろ！！！！」

あ『きゃー、要が怒ったー。』

祐希「わー、逃げろー。」

要「ふざけんなー！！！！！！」

また、ふざけだす彼ら。
彼らの眠気も要の苦労も続く模様。

まあ、眠くなるのは自然の摂理。
気にしな～い、気にしない。

☆★☆★☆

えー、みなさんは授業中寝ちゃダメですよ？