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私は総悟たちと同じく武州出身だ。
確かあの日は急に雨が降ってきたんだよね……。
『はーるかちゃん!あーそーぼ!!』
はるか「Aちゃん!来てくれてありがとう!でもごめんね、今日は家族で遊びに行くの!」
『そっかー!じゃあまた今度、遊ぼうね!!』
私は明るく振る舞ったが、本当は泣きそうだった。
私の父は私が生まれてすぐに戦で死んでしまったと母さんに聞いたことがある。
『(私も家族で何かしてみたかったな……)』
過去のことをとやかく言っても仕方がないので、私は1人で少し歩いて町に出てみることにした。
『(前に1度母さんと行ったから大丈夫だよね)』
私は1度しか行ったことがなかったが、色々なお店があり楽しかった記憶があるので歩き出した。私はこの時から思いついたらすぐ行動をする性格だったんだな。
そんな事は置いといて、30分ぐらいだろうか。やっと町へ出れた。
やはりそこには沢山のお店があり、小さい私には輝いて見えた。
その中でも一際輝いて見えたのは、簪屋だった。
『(この簪、母さんにピッタリだろうな……)』
運良く今日は一生懸命貯めたお小遣いがあるので、母さんにプレゼントすることに決め、私は店内に入り、簪を購入した。
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・追加設定です!
小神(コガミ)はるか
同い歳で、家が近かったので仲良くなった。
普通に可愛くて優しい女の子。
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沖田征香(プロフ) - あいみさん» ですね!沖田ってのがまた最高です! (2018年1月19日 23時) (レス) id: b5d4369b14 (このIDを非表示/違反報告)
あいみ - 沖田とのギャグ愛系って面白いですよね〜 (2018年1月19日 22時) (レス) id: f2252bdf99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖田征香 | 作成日時:2018年1月19日 20時