私の幼馴染がドSな件について2【沖田総悟】

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『最初はグー、じゃんけんぽん！！』


『ンノォォォォォォオオオ！！！！』


銀時「俺の勝ちだ。団子、今度奢ってくれよ」


『何でこんなに負けるのォォオ！？朝から5連敗！！』


見ての通り私は今旦那にじゃんけんで負けた。何でじゃんけん何かしてたのかって？朝から暇だったからに決まっているじゃないか。あ、ちなみに今は勤務中です。ちゃんと万屋内に神楽ちゃんを喰おうとする奴がいないか監視してるからね。

神楽ちゃん曰く、「歌舞伎町の女王、神楽様にかなう奴はいないから大丈夫ネ」らしいが、私が神楽ちゃんと一緒にいたい。あ、つい本音が･･･。


銀時「5連敗って。誰に負けたんだ？」


『今旦那に負けたでしょ？朝から総悟、土方さん、近藤さん、ザキにも』


銀時「大串くん？あの子がじゃんけん何てするのか」


『今日からちゃんと仕事するって言ったらしてくれました』


銀時「なるほど。まんまと騙されてるってわけか。」


『騙してませんよ。それより旦那、なんで私、こんなにじゃんけん弱いんでしょうか』


銀時「そりゃーお前。決まって最初にグーを出すからだよ」


『マジですか！？ぜんっぜん気付いてませんでした！！！』


銀時「まぁ、バカは最初は絶対にグーを出すって言うし、お前なんだから仕方ねぇんじゃねーの？」


『それは私をバカって言いたいんですか！？いいでしょう！今に後悔されてやる！旦那、もう1回じゃんけんしますよ！』


銀時「神楽とやりゃーいいだろ」


『旦那じゃないと嫌なんです！腹立つから！！』


銀時「俺こいつに付き合う必要ある？」


『行きまーす！最初はグー、じゃんけんぽん！！』


銀時「ほらな」


『のわぁぁぁぁぁぁあ！！分かってるのに･･･！分かってたのに･･･！！』


銀時「じゃんけん位で大袈裟だってーの」


『み、右手が･･････疼く･･･！！！』


銀時「どっかの厨二とキャラかぶんじゃねーの？」


『あの人は見た目だけです。多分。』


この場にいないのに貶される高杉だった。

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